作戦終了……帰って来たのは……
多分次で最終回になると思います
先の海戦、坊ノ岬沖海戦において日本海軍は米戦艦群の全滅に成功するが日本艦隊も大打撃を受ける事となった。
沈没艦、重巡青葉、軽巡大淀、軽巡酒匂、駆逐艦磯風、駆逐艦浜風。
大破艦、戦艦日向、軽巡矢矧。
中破艦、戦艦伊勢、戦艦榛名、駆逐艦冬月。
小破艦、戦艦大和、駆逐艦涼月。
無傷艦、戦艦長門、駆逐艦雪風
現在出せる速度で航行しているなお矢矧は機関が停止した為魚雷での処分となった。
そして残った艦は佐世保に移動する事になった……そう作戦は完全に終了したのだった。
しかしこの後絶望的な悲劇が待ち受けるとも知らず。
『上空に直掩の火雷戦闘機10機と零戦5機が着きます』
そしてそれから少したった頃にその悲劇はおきた。
『敵機来襲、数は約4、450機です』
その言葉通り空に無数の黒い点が見えてきた。
『クソ、数が多すぎるぞ、上空の直掩機に連絡敵機来襲数は約450機とな』
『全機いくぞ‼』
隊長機を務める坂井三郎を先頭に9機の火雷戦闘機と5機の零戦が続く。
そして日米の戦闘機がドックファイトを開始した。
だがいくら優秀な機体やパイロットであろうと数の暴力には勝てなかった、零戦は戦闘開始して少ししたら全機が破壊パイロットも空に散って行った、そして火雷は持ち前の高性能を生かし敵機を破壊して行ったが雨のように降る機銃の中で数機が落とされそして爆発したパイロットと共に。
『落ちろーー‼』
坂井少尉の放った弾は敵の右翼を破壊しそのまま敵機は海に落ちその後爆発した。
『対空戦闘始めーー‼』
依存艦隊の穴の空いた対空砲火が敵機に牙を向いた。
敵機が分散しながら艦隊に接近艦攻は雷撃体制に入る為低空に移動、艦爆は一度雲の上行くか行かないかのギリギリの所に移動、艦戦は援護の為3隊に分かれた、1隊目は艦攻の援護、2隊目は艦爆の援護、3隊目は高度80メートルで他の2隊の囮に出た。
たった8隻の艦隊は決死のもう攻撃で敵機の迎撃を開始した。
そして今まで見事な輪形陣を組んでいた艦隊は対空戦闘が始まると各艦長の判断でバラバラになった、そう対空戦闘では水上戦闘の様に艦隊運動をしていたらたちまち敵の攻撃を喰らって沈む、それが対空戦闘だ。
『敵機、直上、急降下ーー‼』
見張り員の悲鳴が伝声管を伝って艦橋に響いた。
かつて世界三大海軍国家としての大日本帝国や戦争序盤に世界に『日本の機動部隊に敵う艦隊は無いアメリカの機動部隊が悪足掻き出来るかどうかだ』など世界を驚かせていたかつての大日本帝国の誇る連合艦隊は見るも無残な程のダメージをうけ壊滅した。
大日本帝国海軍……
世界で最初に空母の集中運用を行い機動部隊を作ったこれが後の『南雲機動部隊』だ、この機動部隊は日米開戦の火蓋を切る大攻撃隊をハワイ真珠湾に停泊中の米太平洋艦隊に大ダメージを与えた華々しいスタートを迎えた、その後も戦争序盤はこの南雲機動部隊の活躍に寄り次々米英の基地を攻略して行ったまさに大進撃だった、しかし1942年に起きたミッドウェー海戦で南雲機動部隊の旗艦の空母『赤城』。
日本空母の中でも膨大な艦載機搭載能力や広い滑走路を持っていた機動部隊の中核空母『加賀』。
日本海軍の空母として始めて始めから近代空母として作られた非常に完成度の高い空母『蒼龍』。
そして蒼龍の設計を見直し条約開けに作られた空母『飛龍』。
しかし敵機の攻撃に寄り赤城、加賀、蒼龍が被弾大炎上をし沈没、最後に残った飛龍は単艦で敵空母を沈没させたがその後被弾そのまま沈没した。
その後の大日本帝国は次々敵に反抗されて行きガダルカナル島での敗退に始まりマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦での敗北そして先に述べたレイテ沖海戦では連合艦隊は事実上壊滅的な被害を受けた何より不沈戦艦と誇っていた大和型戦艦の2番艦『武蔵』が沈没した。
そして日本海軍最後の決戦共言うべきこの水上艦隊での戦闘で佐世保に帰って来たのは僅か7隻だった。
大破・戦艦榛名、航空戦艦伊勢、航空戦艦日向、駆逐艦凉月
中破・戦艦長門、駆逐艦冬月
小破・無し
無傷艦・駆逐艦雪風
こうして日本海軍最後の水上艦隊の作戦は完全に終了した。
作者・どうも作者の大和です
陽炎・ギリギリ
雪風・な、何がですか?
陽炎・この小説ほぼ2ヶ月間放置してて後4日で『この小説は2ヶ月間投稿されてません』がでる所だった
作者・まあここの所忙しいし
陽炎・ねぇ作者メタルギアって面白いよね
作者・そうそうお陰で最近他の事に手が回ら………………………………
陽炎・覚悟ーー‼
作者・ギャーーーーーー‼
雪風・で、ではこの辺で