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20.新たな街


王都に近いこの街は、俺たちの住んでいた街に比べるとずいぶんと栄えている。

なので、どこの宿もそこそこのお値段がした。

一番安い宿を見つけて、そこへ2泊することにした。

俺たちは貧乏パーティー、長居は無用なのだ。


アリスは欲しいものがあると言っていたから、この街にいる間にそれを探したいらしい。

何が欲しいのか?とロランが聞いていたが、内緒だから一人で買い物したい、と教えてくれなかった。

ちぇ、それが何かわかれば、俺が買ってあげようと思ったのにさ。



宿に荷物を置いて、それぞれ街を見て回ることにした。

俺ももっと良い弓矢を探したいし、食材にも興味がある。

あと・・・・アリスに何かプレゼントできるものないかな・・・・なんて。


道具屋を一通り回り、矢を揃える。

魔力があれば魔法に耐えられるとわかったので、単体でも魔法の効果が得られる矢を買った。

といってもめちゃくちゃ高価だったので、買ったのは3本だけ。

ファイアーの矢が2本と、フローズンの矢が1本。

アリスの魔法をうまく上乗せできれば、上位魔法に迫る威力が出ると踏んだ。

弓も新調したかったが、予算オーバーだ。


珍しい食材も多くあったが、食べ方がイマイチわからない。

持っていくなら日持ちがする方がいいし、新鮮なものは街にいる間に食べるとして・・・・

結局無難な買い物しか出来なかった。

ハチモンスターのポーションみたいに、食べられるものを落とすやつがいてくれると助かるんだけどな。

あとはモンスター自身を食べられるような・・・・

牛とか熊とか???


アリスへのプレゼントは・・・・・

結局何がいいかわからなくて、選ぶことが出来なかった。

恋愛経験値ゼロのハンデがのしかかる。

あれこれ手にとってシミュレーションしてみるが、どれもなぜか

「やだぁ、何それ、いらない」

とすげなくされる未来が見えるのだ。

こんな所でも楽しい想像が出来ない自分が悲しい。

俺がロランだったら・・・・自信を持って渡せたのかな。


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