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EPISODE,88:やらかしはいつだって

朝、私は窓からの眩しい日差しによって起こされた。

でも私は眠かった、それもかなり。

普段は短い時間でもぐっすり眠れるのに、昨夜は本当に寝付けず、身体がものすごく重い。


原因は昨日のことだった。

私と隼斗がお土産を買うために二手に分かれて買いに行っていた。

その時にナンパされ、受け答えに困ってた時に隼斗が助けてくれた。


『助けてくれた』


それはいいのだけど、その時に。


『俺の彼女になんか用ですか?』


その一言が、私の頭をかき乱していた。

今まで自分から甘えてたりと、かまってちゃんみたいな振る舞いをしていたが、あの一言からずっと甘えようとすることができなくなった。




「やっぱ眠い・・・」

「大丈夫?」

「大丈夫だよ。それにほら、今日は最終日なんだから楽しもうな」

「そうだね。午後に帰っちゃうもんね」

「だなぁ、楽しい時間はあっという間だね」

「本当にそうだね」


古い町並みを2人で歩いている。

こうして歩いてるのも暖かく感じて幸せ。

そんなことが頭をグルグル回る中、あの言葉が頭をよぎって、回転が止まる。


私はどうしたいのだろう。


そう考えて私は、あの言葉と向き合った。

正直私を『彼女』と言ってくれたのが嬉しかった。

旅行中に限らず、普段からアプローチや甘えたりしても通常運転してる隼斗がもどかしかった。

でも、いざ付き合おうとなっても得体の知れない不安がよぎる。


私は・・・どうしたらいいの?

その問いに答えてくれる人は、誰もいない。

EPISODE88です。

一気に春になったなと思う今日このごろです。

と同時に、このあとがきを書くのも本当に手で数えるぐらいしか無いんだなと思い知らされたりします。

これを書き終えたら次は何をしようか。何を書こうか。

そんなことが頭をよぎります。


ではまたEPISODE89でお会いしましょう。


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