EPISODE,79:京都へ行こう 〜その4〜
「おぉ、美味しそう・・・」
「だね。こういう隠れ名物とか良いね」
時刻はお昼を少し過ぎた頃。俺たちは外食でお昼を食べていた。
俺は天ぷらうどん、彩音はきつねうどんを食べていた。
「ここのメニュー見て思ったんだけどさ」
「どうかしたの?」
「カレーうどん無いの珍しいね」
「そう?カレーうどん自体お店で食べられるのかすらよくわかんないけど。あんまりお店でカレーうどん見たこと無いんだよね」
「あー、そうなん?」
知らなかった。全国のうどん屋には必ずカレーうどんがあるのだと思っていたが・・・。
無いのかよ。
「あ、そうそう。隼斗、はい」
そう言って彩音は自分のきつねうどんの器を俺の方に渡した。
「・・・どうかした?」
「え?あー、一口あげようかな?ってね。嫌だった?」
「いや、別にいやじゃないよ。俺のもいる?」
「うん。欲しい」
そう言って互いのうどんを一口交換し、互いのうどんの味を味わった。
「きつねうどん。美味しいね」
「よかった。隼斗の天ぷらうどんも美味しい」
そう言って再び自分たちのうどんを食べ始めた。
食べ終わって店を後にした後、彩音は少し考え込んでいた。
「どうした?」
「あーね。今気づいたんだけどさ、外食自体もしかして初めて?」
「あーどうだろ?多分そうかもね」
「思えば外食自体あまり行かないもんね」
「家で作ったほうが楽だしね」
「楽なんだ」
「楽しいんだよね、やりたいようにやるのって」
「・・・なんか、いいね」
「だろ?」
そう言って俺たちは宿屋を目指して歩いていった。
EPISODE79です。
何やら久々の投稿なんですがね、最近やっぱり忙しく投稿できない現状となってます。たまに期間が空くかもしれませんが、ご了承ください。
ではまた、EPISODE80でお会いしましょう




