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EPISODE,65:友人の刺され傷〜涼太Side〜

隼斗が、脇腹ぶっ刺されて入院したという噂が学校中に広まっていた。

思えばここ最近は、あいつは欠席することが多かったし、そもそも無遅刻・無欠席が当たり前の隼斗が今この場にいないってのが、俺にとっては信じられないことだ。


「・・・見舞いに行ってみるか」


そう考えたが、よくよく考えたらどこに入院してるのか以前に入院してるのかすらわからない。

担任は特になんも言ってなかったし。

となると確かな情報を持ってる人といえば・・・


「小窪さんしかいないよなぁ・・・」


一目惚れして何度もフられて、それでもなおしつこく話しかける俺は、彼女にとって害悪な存在だろうとは思うけど、それでも聞き出さないとだな。

そう考えたあと、早速小窪さんに聞いてみる。


「な、なぁ小窪さん」

「なに?」

「ッ!?」


やっぱこの視線慣れないわ・・・

でも・・・


「隼斗ってさ、その・・・入院してるのか?噂になってて気になったからさ」

「うん、入院してる」

「えっ!?マジで?」

「うん、マジだよ。・・・お見舞い、来るの?」

「・・・行きたいんだよ」

「そう。わかった、放課後ついてきて」

「わかった・・・。あと──」

「ん?」

「ありがとな」

「なにが?」

「別に。ただの礼だよ」


そう言って俺は足早に席へ戻る。

やっぱあいつ入院してやがったか。

見舞いの品とかなんか持ってったほうが良いよな・・・。

にしても、初めてだな。

あんなにビビらずにあの子と話したの。




「暇だなぁ・・・」


寝たきりの生活というものは、本当に虚しくなる。

なんにせ動けないし(多少は動けるけど)話し相手が毎回そばにいてくれるなんてことは無いわけで。

なんて思っていると。


「隼斗、来たよ」

「おー、彩音。いつもありがと」


ナイスタイミングと言わんばかりに彩音と── 


「よっ」

「あれ?涼太じゃん。どしたん?」

「どしたじゃねーわ、お前なんで勝手に脇腹ぶっ刺されて数ヶ月入院することになってんだよ」

「事情が事情だったんだわ。そこは言わねーけど」


今日は珍しく涼太も来ていた。

そういやもう数週間ぐらい会ってないんだったな。


「ほら、暇つぶし」

「これ、本か?」

「おう、とりあえず本渡しときゃお前も良い暇つぶしになるだろ?」

「ありがとな、めちゃくちゃ暇してたんだよ」

「そりゃよかった」


正直本は熟読すればするほど、良い発見ができるから良い暇つぶしになるな。

そんなことを考えていると。


「さ、帰った帰った」

「ええっ!?お、おう・・・またな、隼斗」

「うん、また今度」


彩音が突然涼太を病室から帰らせた。


「彩音?」

「ようやく二人きりになれた」

「あー、なるほどね・・・」


思えば、入院してからずっと彩音がお見舞いに来てくれてたもんなぁ。

そう考えると、彩音って意外と尽くすタイプなんかな?

そんなことをボーっと考えた。

EPISODE65です。

珍しく夜遅くの投稿ですが、今日は原稿のデータが盛大にぶっ飛んでしまって新しく書き直す羽目になっちゃいましてね・・・。

今後は紙とかにもまとめておこうかと考えてます。

(絶対ヤバいけど)



ではまた、EPISODE66でお会いしましょう。

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