EPISODE,48:ひまわりへの一目惚れは眩しいものがある
学校からの帰り道、俺はネクラ荘の前に
中学生らしき人物を見かけた。
「よう、はやちゃん」
「あ、明男さん。どうもっす」
この人は杉岩明男さん。
俺たちの住んでいる部屋の隣の部屋に住んでいるいわゆる『お隣さん』という関係だ。
ちなみに身長155cmを中1からずっと今日まで維持してきた人でもある。
というか、もうこの人の身長人生は終わっているっぽい。
そんな事を考えていた時、明男さんから話しかけられた。
「そういや、あやちゃん(彩音のこと)から聞いたんだけど、お前バイトしてるんだっけ?」
「あぁ、はい。コンビニでですけど」
「『2×12』だったよな!?」
「えぇ、そうですけど──」
「ッ!?おい、今日あやくんいつ帰って来る?」
「えっ・・・」
突如明男さんは怖い顔をして俺を睨んできながらそうたずねてきた。
いやなにがあった?
「ええと、今日はバイトの先輩の代わりでバイト行ってるから・・・今日は20:30ぐらいに帰ってきますね」
「よし、俺の部屋来い」
「あ・・・はい・・・」
ヤンキーのようなドス声で脅され無理矢理部屋に来させられた。
「えっと、それで何か用なんですか?」
「単刀直入に言う!」
「あ、はい」
そう言って、明男さんが一呼吸置くと。
「俺は、水無瀬さんが好きだ!!」
「はぁ・・・・・・って、えぇ!?」
ウソだろ?あのショコタンバイト長のこと好きな人いるのかよ!!
って、冷静に考えてみてもあの人美人だしな。
そりゃ無理もないか。
────ん?
ショコタン?
え?
「まさかあんた、それを活かすつもりか?」
「そのまさかだ」
「バレたら詰むフラグ立ちましたよ!?今!!」
ついキレてしまった。
まぁ、確かに彩音いたらある意味カオスな雰囲気になってただろうな・・・。
間違いなく。
「というか、そもそもどういう経緯で水無瀬さんに惚れたんですか?」
「まぁ、一言で言うと一目惚れだったんよ」
「一目惚れねぇ・・・」
「だから頼む!協力してくれ!」
「・・・まぁ、断る気はないですし、良いですよ」
「ありがとう!!」
めちゃくちゃお礼言われた。
この人情緒どうなってんの?
EPISODE48です。
久しぶりに明男さんが登場しましたが、まさか水無瀬さんに惚れていたとは驚きですね〜。
ちなみに「ひまわり」の花言葉は「あなただけを見つめる」なんて花言葉らしいですよ。
さて、今週紹介するバンドはアーチ・エネミーの「イエスタディズ・イズ・デット・アンド・ゴーン」です。
このバンドのボーカルは女性ですが、この人のホントに女性か?って思うほどにデスボイスを発します。
この曲のMV見た時、「魔女に操られながらギターソロ弾いてるなぁ」と思ったほどです。
ぜひ一度聞いてみてください!
ではまた、EPISODE49でお会いしましょう。




