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偽りの群青  作者: まるだいず
5/6

第一章 5

5.

 三越のレストランは何処も満員で、結局、駅近くのファミリーレストランに行くことになった。

「結局、ファミレスか……」

 野上が不満そうに言うと、室伏はにこりと笑いながら「別にいいじゃないか」と、言った。

「で、どれにする?……俺はこのラム肉のステーキにガーリックライス、スープにビールにするよ。君は?」

「……結構、食べるんだな」

「まあね。色々と体力がいるからね」

「……ああ、そうですか」

 野上は顔を赤らめながらそう言うと、ふいっとそっぽを向いた。

「……君も食べろよ?この後、可愛がってやるんだからな。バテられたら困る」

「……わかったよ、」

 野上は顔を赤らめながらそう言った。

 その後、食事を終えた二人はホテルへと戻り、互いに深くつながり合った。防音設備のついた部屋の中、野上は室伏に突かれながら何度も甘い声を漏らした。

 二人が寝たのは夜明け近い、午前五時のことだった。

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