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いろはきょうをこえていく  作者: 七瀬夏樹
1/3

自分が住んでた環境に似て非なる日常を生き抜け!


〜序〜


目がさめると草木の香りがした。

地面に体を預けていることがわかる。

でも頭だけは少し高い位置にあるな…。

すると覗き込む顔が一つ、幼い少女の顔だ。

「あっ起きた、大丈夫?」

笑顔が眩しかったその少女は…誰だ?

「よかった〜思いっきり顔面当たったから心配しちゃったよ」

「え?僕そんなことになってたの?」

つい声が出てしまった。

「でも大丈夫!先生も治療してくれたし血も出てないって、それよりもね!あたしたち合格だって」

え?合格?…と一瞬なったけど必死だなにをしてたか思い出そうとしたとき『大事なテスト』だったことを思い出した。

「うわっ受かったのかマジか」

つい飛び起きてしまった。

彼女の顔はすぐ退けてくれた

顔面同士当たらなくて良かったどうやら正座をしていたようだ。

…えーと。

「膝枕ありがとうございます」

「どういたしまして」

軽く会釈しお礼を言うとまた少し固まってしまった自分がいた。

あれ?違和感?身長?大地が低い…いや目の前の少女と目線が同じ?

「どうしたの?いろはくん」

「あっ…ううん大丈夫」

この時僕は気づいた…いや思い出したのだ。

僕は断片的だろうけど。

前世を思い出したのだ。

僕は死んで人に生まれ変わった。

そして、ここは僕が知ってる日本じゃない。

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