性転換した少女が性転換した俺にアタックする小話
掲載日:2019/03/26
星が瞬いて少女の願いが叶いました
「やっと勝てる」
そう言って笑った少年は俺を押し倒した。あいつのタックルは女の時でもえげつが無かったのに男になった今じゃ凶器なんじゃないかと思う。
強烈なタックルに耐えられず吹っ飛ばされた俺は組み敷こうと技をかけに入ったあいつに対抗する。
「うぐぉっ…ま、負けてたまるか!」
負け惜しみになると分かっていて自分を鼓舞してみる。
しかし女性になった俺は筋肉量も落ちて体重が軽くなっていた。その上、背も低いし手足も短くなっている。どうやってもこの体勢から青年に関節技を返して決めることは出来そうにない。
「さぁ、降参しろ!」
あいつは声を上げられる程余裕があるらしい。悔しい。
わたわたとあいつの技から逃れようとしても力の差でねじ伏せられてうまくいかない。元々技術力はあいつの方が上だから、どうしようもない。数秒もしないうちに技を決められてしまった。こんなに綺麗に入ってしまったら、もうどうしようもないじゃないか。
「うぅ…くそぅ…」
恨めしげにタップした俺にあいつは輝かんばかりの笑顔を向けて嬉しそうに勝利宣言したのだった。




