第8話:人間不信
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
ども、リョウです。
今、学校が終わって、家に帰るところです。
「荻原、帰っちゃだめだよ」
変える間際に委員長ことアカネが話しかけてきた。
「今日なんかあったけ?」
「放課後、今度の体育祭の打ち合わせするって言ったでしょ」
そうだった、こんど俺のいる高校は体育際をやるらしいから
クラス委員は今日の放課後集まる予定だった。
「で、今日は何を決めるんだ」
「今日は、各クラスのTシャツを決めるんだって」
うちの学校では、体育祭に各クラスのTシャツを作ることができる
「うちのクラスはどんなかんじのを作るんだ」
「私はね、■■■■のプリントが入ってるのがいいと・・」
「・・・・・・すみません、何でもするんで
それだけは、勘弁してください。・・・・・。」
俺は委員長から、すばらしい言葉を聞いた瞬間に
机の上で見事なDOGEZAをした。
軽く人間不信に陥るようなこと委員長の口から聞けるとは思わなかった
「なんで?」
アカネはびっくりしたように聞いてきた。
俺は、そんな危険なものをクラスのTシャツに
プリントしたがってる委員長にびっくり何だが。
だって、18歳未満は聞いちゃいけないような言葉なんだもん
「よく考えてみ、■■■■なんてプリントしてあったらみんな驚くだろ」
実際、俺は聞いたときに驚いた。
「私は、うれしい!!」
委員長の目はキラキラしてた
・・・・委員長、元に戻ってくれ。