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天然彼女  作者: オウギ
34/35

第34話:留守番電話サービスセンター



「・・・・めんどくせえ」


ども、今から連絡網を回さなければならないリョウです。

なんで、名前順なんだよ。荻原だから必然的に前のほうになるじゃん。

連絡網にも身長順とかないのかよ。


「しかたない・・・まわすか」


めんどくせえ。

これから、出かけようとしてたところなのに。

連夜マザコンが急に『明日のことなんだけど(以下略)というわけで、クラスの人に連絡しといてください。僕はこれからママとパパとディナーにいくんだ♪』

ふざけんなアホ教師。


まずはアカネからだったな。


   ♪〜〜 ♪〜〜


ガチャ!


「ただいま電話に出ることができません。〜〜」


なんだつながんないのか。


「ピーと言う発言の後にメッセージをどうぞ」


とりあえず、メッセージを言っとくか。


「●●●●(ピー)(注意:お好きな18未満禁止用語をどうぞ)」


俺の手は音速の速さで携帯の電源を切った。


「・・・・確かにピーだけどさ・・・・」


ピーはピーでもこれはだめだろ。


「次だ。・・・次」


次は確かエミだったよな。


   ♪〜〜  ♪〜〜〜


ガチャ!!


「ただいま電話に出ることができません」


こっちも今電話に出られないのか。


「発信音の後にメッセージをのこさないでくださいね」


これおかしいだろ。

残すなってなんだよ。


「ピー」

「え〜と、俺だけど明日(以下略)なんだって」


よしこれでいいか。


「・・・・・ピー。削除されました」


何で???





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