第33話:憂鬱
「・・・・・・・・」
今日で、春休みも終わりか・・・・。
ども、春休みの終わりを感じて、少し憂鬱なリョウです。
「今年の春からもう俺も2年か・・・・・・・」
そうです。
もう、明日から2年生です。
進化です。レベルアップです。
デジモ○で風に考えると勇気の紋章が必要かもしれません。
「今年の春休みは・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・。
はっきり言って地獄だったな。
でも、今年はまだいいほうか・・・・。
具体的には語らないが世の中知らないほうが幸せな事もあるとだけ言っておこう。
「・・・・・学校行きたくねえ・・・・・」
どうしよ、ものすごく休みたい。
明日からまた地獄のような日々が始まるのか・・・・・・。
「でも、行かなかったら行かないでどうせ、エミは来るんだろうな」
家だと、エミの毒舌に付き合い。
学校だと・・・・
アカネの放送禁止用語に悩まされ。
あのマザコンのフォローとかしなきゃだしな。
「なんつーか、ガンバレ俺みたいな」
自分で自分をほめてあげたいよ。
「ファイトー俺!!」
ここで気合でも入れとかないと無理。
「・・・・・・・リョウ〜。何してるの〜」
俺の部屋(2階)の窓のところにエミがいた。
客観的に見て俺の行動は頭が狂ってる人かただの寂しい人かの2択になるだろう。
「リョウ〜、ちょっと脈はからせて〜」
そう言って、俺の手をとって脈を計り始めた。
「ご愁傷様・・・。脳死してます。もう生存は不可能ですね〜」
ガンバレ俺!
負けるな俺!!