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天然彼女  作者: オウギ
31/35

第31話:マザコン卒業式


面白かったら、感想ください。

あと、今書いてるギャルゲーイベントシリーズで書いて欲しい場面がありましたら

それも、それも感想と一緒に書いてください。

「え〜、本日は・・・・」


ふぁ〜あ。大変眠いリョウです。

今日は、我が高校の卒業式。

皆さん、泣いております。大号泣です。

でも、俺帰宅部だから先輩に知り合いいないから別に泣く気ないし。


「それでは、校長式辞。」


そんなこんなで、俺が周りの空気を全部スルーして眠気と戦ってるときに事件は起こった。


俺のクラスの副担任の連夜先生が

普通ならば『保護者の皆さまはご起立ください』というはずだった。

しかし、彼は・・・・・。


「ご来場のママ、パパはご起立ください。」


・・・・・・。

場の空気が静まり返った。


俺→失笑

校長→唖然

保護者→直立不動

エミ→大爆笑

委員長(アカネ)→泣きそうな顔

連夜先生→普段と変わりないむかつく笑顔


学校の体育館に一人の少女の笑い声が春の暖かい空気に乗って辺りに響き渡った。

そのとき、誰も動かなかった。いや、動くことができなかった(反語的表現)

一見、モデル並みの容姿を持った教師からパパ、ママという単語を聞いたんだ無理もない。

連夜先生がマザコンということは、あまり知られていない。

その後、何とか式は続行されたが、さっきまで泣いていた生徒は涙が乾ききっていた。

それは、涙を流しつくしてしまったのか。

それとも、他に理由があるのかは分からない。





ただ、最後に教頭が


「3年生の退場です。皆様、拍手で追い出しましょう」

って、言った瞬間はさすがに俺も笑った。

「教頭って、3年生嫌いなんだね!!」

エミのその言葉がまたまた、体育館に響き渡った。

教頭は、がんばって大きな拍手でごまかそうとしたが・・・・・無理だった。

ドンマイ、教頭。








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