第30話:今、旅立ちのとき!?
面白かったら。
感想ください、作者のやる気が上がります。
そして、やる気に比例して更新スピードもUPします。
皆様、こんばんわ。リョウです。
今日は、休日でひっっっさしぶりにゆっくりできた。
今日は、エミも来なかったし、ゆっくり4回も寝ちゃった。
・・・・やべえ、今夜寝られねえよ。目ぱっちりだし。
「カナン、何見てるんだ?」
俺が、二階から降りてきて居間に向かうと
カナンが、真剣にテレビを見ていた。
「アニメだよ、兄さんも見る?」
そういや、この時間帯ってアニメやってるんだっけ。
「とりあえず、テレビから離れなさい、テレビをゼロ距離で見たら目を悪くすんぞ」
さすがに、ゼロ距離で見たらやばいかな。
そして、カナンが真剣に見てるアニメの内容が気になってきたので、
俺も一緒に見ることにした(もちろん、ゼロ距離ジャナイヨ)
――――――――――
「・・・兄さん、どうしても行ってしまうのね」
(どうやら、兄と妹の別れのシーンらしいな)
「ごめん。でも、どうしても行かなきゃならないんだ分かってくれ」
「わかったよ。じゃあ、兄さんこれ持って行って」
(妹が何か紙みたいな物を渡してんな、あれなんだ?」
「これね、私が兄さんを思って一生懸命書いたんだよ」
(この妹、優しいな。このアニメけっこう感動するかも)
「これ、見ていい?」
「うん!」
(やっぱ、似顔絵とかか?)
「・・・・・・・」
「どうしたの兄さん」
(何か兄貴のほうの顔がひきつってないか)
「これを僕に?」
「そうだよ、一生懸命書いたんだよ。遺産の管理書と生命保険の書類」
(・・・・・・ずいぶん現実的だな)
「そうか、ありがとう。じゃあ行ってくるよ」←(ものすごく爽やかな笑顔で)
「いってらっしゃい!!」
――――――――――――――
「このアニメ面白いか?」
俺は、気になって聞いてみた。
「うん!!」
ものすごく笑顔なのはいいんだが、このアニメのどこが面白いんだ
面白い点を2〜3日かけて討論したいきぶんだ。
「兄さんにも遺産の管理書と生命保険の書類書いてあげよっか?」
変な影響受けちゃった。