第3話:家族の絆
すいません、ほとんどノリで書いてます。
どうも、リョウです。
最近急に寒くなってきましたよね。
ただ、エミは寒くなればなるほど元気になる不思議生物です。
今日も元気に屋根からやってきます。
玄関つかえよ。
「今日は何しに来たんだ」
厄介なことでないことを願う。
「最近、父さんが元気なくって・・・・・」
ほお。こいつにも優しさがあるらしい。
俺が、感心していると。
「まだ働いてもらわないといけないのに・・・・」
ん?ちょっとおかしい気がするんだが。
「定年まであとかなりあるのに・・・・」
「金かよ!」
「だって、ほかに使い道無いじゃん」
使い道とか言うなよ、親父さん可愛そうだろ。
もし聞いてたら・・・・あっ!
窓の向こうにエミのお父さんがいた。
さっきの会話聞こえてませんように!
「だから、早く元気になってもらわないと」
急にお父さんの背中に哀愁が漂った気がする。
どうやら、聞こえてたらしい。
俺は、あわててフォローする
「でも、エミは父さんのこと心配してんだろ。」
うわ〜。エミの父さんが目を輝かせてこっちを見てる。
はっきりいって気持ち悪い。
「心配?してないよ。」
やばい、エミの父さん泣きそうになってる。
「とりあえず、給料が下がったりしなければいいかな」
あれ?エミのお父さんどっかいっちゃった。
その日、エミの父さんは帰って来なかったらしい。
必死に仕事をして、家族に捨てられないようにがんばってるみたいだ
がんばってください。