第28話:バレンタインの悲劇
バレンタインデーは明日ですが明日は投稿できないので今日しました。
今さらですが、誤字・脱字等ありましたら。
おしえてください。
今日は男子と女子がともにそわそわする日。
そう、バレンタインデー。
男子は、玄関のところでなぜか深呼吸。
女子は、なんか四角い箱を手に持ってうろうろ。
何か、周りの空気がモテル奴とモテナイ奴で空気が違う日。
それがバレンタインデー。
「・・・・・頼むから人目のつかないとこでイチャついてくんないかな」
そんな、そわそわした空気の中でイライラしてるリョウです。
「そうだよねえ〜」
その横で、チョコを食ってるエミも不機嫌。
「さすがにねえ〜。キスまでしてるとねえ〜」
・・・・マジ?
バレンタインデーだからって朝からがんばりすぎだろ。
まだ朝の8:00だよ。
しかもここ、学校の玄関だよ。
そんな風な危険な今日。
たぶん、今年も委員長とかエミとかがくれるんだろうな。
今年は、生きてるかな・・・俺。
そう思いながら教室に着くと
「リョウ。ハイこれ」
「サンキュー委員長!」
早速、委員長から一個もらった!!
そんなうれしい気分のまま、授業はずっと上の空。
そして帰宅。
「兄さん。これどうぞ」
カナンからもゲット。
まあ、2〜3個もらえりゃ別にいいかな。
「さっそく、食うかな」
まずは、カナンのから。
「ん〜。普通にうまいな。去年より腕上げたな」
でも、髪の毛がもっさり入ってるはナンデナンダロ?
よし次は、委員長のにしよう
「・・・・・・これは今年も無理だな」
去年に同様に断念。
まず色、綺麗なピンク色。
そして匂い、保健室と病院の匂い。
最後に形は、龍。
ものすごく精密に作られている、たとえるなら中華料理屋にあるあのリアルなやつに近い。
でも、見た目に騙されてはいけない。
見た目よりも匂いやその他のことで判断しましょう!!!。
「・・・・・・。」
そろそろ、一番危険なのが来るんだろうな。
・・・・・屋根から。
コンコン
窓のほうを見るとそいつはいた。
「リョウ〜。作りすぎちゃったからあげる。
べ、別にあ、あんたのために作ったんじゃないからね。」
・・・・。ツンデレだ。
こんなキャラじゃなかっただろ。
「キャラちがくないか?」
「ツンデレの方が萌えっぽくない〜」
・・・・・萌か。
「で、はやくたべてよ〜」
それでは皆さん逝ってきます。
どうか無事で帰ってくるように祈ってください。
さようなら