第25話:Go to 秋葉原
どもども、リョウです。
「兄さん、あれは何ですか?」
今、カナンとエミと麻衣先輩で秋葉原に来てます。
俺なんで貴重な休日にこんなとこ来てんだろ?
しかも、さっきからカナンが秋葉原に売られてる危険なもの(主にエロい物)
に興味心身です。
なんて答えようか?
「オギ、これ買ってきて」
そう言って、PCゲームを麻衣先輩をもってきた。
「・・・・先輩。これエロゲーですよ?」
「カナンちゃんの教育にどぉ?」
馬鹿だ!!この人馬鹿だ!!
小学生から性教育とか早すぎだろ。
「・・・・却下で」
・・・・・早く帰りたい。
「リョウが好きなのはこっちだよね」
エミ、お前もエロゲーもってくるなよ。
「いやいや、オギが好きなのは純愛系だって」
そういう問題じゃないだろ。
「ちがいますよ〜。リョウは鬼畜系が好きなんですよ」
俺、エロゲーとかやんないんだけど。
「兄さん。さっきからあの奇妙な踊りを踊ってる人はなに?」
そう言って、道端で激しく踊ってるひとたちを指差した。
「あの人たちはねUFOを呼んでるんだよ」
カナンに真実を伝えるのはまだ早いな。
「「で、リョウはどっちが好きなの」」
お前ら、まだ討論し合ってたの?
「兄さんはどっちが好きなんですか?」
カナンお前も聞くな。
その後俺は、仕方なくどっちも買って帰った。
エロゲーをどうするかで迷ったのは言うまでもない。