表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天然彼女  作者: オウギ
18/35

第18話:旅の思いではフラダンス


「リョウ、今帰ったぞ!!」


こんばんわ、リョウです。

うちに知らない人が俺の名前を呼んでいます。

全身真っ黒で髭ももっさりしてます。

さて、警察でも呼ぶかな。


「リョウ、なにやってんだ?」

「・・・・・どちらさまですか?」


一応名前を聞いておこう。


「?。いきなりどうしたんだ?自分を兄を忘れたのか?」

「・・・・え〜とソウ兄?」

「ほかに誰がいる」


知らない人はソウスケでした。

さすがにわかんねえよ。

だって、行く時とまったく違うんだもん。


「今回はどこいってきたの?」


俺は、帰ってきたソウ兄にお茶を出しながら聞いた。


「ん、今回はハワイでフラダンスしてきた」


・・・・くだらねえ。

この人仕事もしないで何してんの。


「リョウ〜。いた、部屋にいないで何してんの?」


・・・・厄介なのが増えた。

後なんで二階の階段から降りてきたの。

玄関使ってくれないかな?ムリだな。


「っあ!ソウ兄帰ってたの?」

「よう、エミ」


この二人が絡むとろくなことになんねえ。


「今度はどこ行ってきたの?」

「ハワイだ」


なんか盛り上がってるし。

俺は、部屋も戻ろ



〜一時間後〜


俺が下に下りてみると

いい年した自分の兄貴が見事なフラダンスを踊っていた。

その横で幼馴染も一緒に。


「リョウもやるか?」

「・・・・・いいです」


俺には、ここまで恥ずかしいことはできない。

だって二人ともよくテレビで見るような格好してるんだもの。



その後、エミにフラダンスを伝授してソウ兄は旅に出た。

できれば、もう今月は会いたくないな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ