会いたいでも会えない~もう一度僕は~
静かな夜に、雪が舞う忍び込んだ
誰もいない教室、君と二人
見回りの光に息を潜めた見回りに
怯えた君ぼくは、とっさに君の
手を取った、かすかな明かりの中
君と目があった、あのとき、
気持ちを伝えていたら何かが
変わったのだろうか?でも・・・僕は、
この気持ちがキレイなまま残っているの
なら言わなくて良かったのかもしれない
と自分に言い聞かせていた、
君と離れ時は過ぎ、
今年も街に白い雪が積もる、
凍えそうな夜、白い息、
聞こえた気がした君の声
振り返っても君がいる訳もなく、
もしも今、君と会えたのであれば
何かが変わったのだろうか?
[好きだ]と言う言葉が言えなかった・・・
今の関係が[壊れる]と思った、
僕は、臆病だったんだ、ただ僕は、
君が・・僕の傍にいてくれていたら
良かった、この白い雪の用にいつか
この想いもやがて僕の記憶から
消えるのだろうか?
毎年思う雪が降ると、
僕からこの君への想いは、消えないだろもう一度君に・・・
会いたい、
このやり場の無い想いを伝えたい
僕に人を愛する気持ちを教えてくれた君
僕の最初で最後の初恋僕は・・・
これから先ほかの人を愛せないだろう?
[君が・・・好きだ]
雪が舞う丘の上で僕頬に涙が伝った
・・・・・・・・・・・・・
[人を愛する事を教えてくれて・・・
ありがとう]
僕は、心の中でつぶやいた。
[完]