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水の祟り  作者: 入水璃穹
8/8

裏話

ということで『水の祟り』完結いたしました。

皆様御愛読有難う御座います。

というわけでここからは裏話。

この話に登場した人物の設定や、出てこなかったけれども存在した設定などなど、解説していこうと思います。

勿論、読書様の解釈も正解ですので、これは”あくまで”私の解釈で御座います。

 白髪の男/水神 氷河(みずがみ ひょうが)


 本編では名前まで明かされることはなかったですが、結構細かい設定があるんですよ。


 «年齢»85歳以上(見た目年齢は20〜25歳)

 «身長»175cm(変動あり)

 «体重»64kg(変動あり)


 全体的に細身で色白。透明感がある。

 恋愛対象の性別は気にしないため、この話の10年後(少年が大人になった頃)は男女問わず遊び人だったとか……

 右目は義眼であり、あの魚の泳ぐ瞳。たれ目である。

 元人間であり、昔(戦後10年後くらい)で20代だった。

 村の子供の悪戯により怒った水神の村を飲み込む大洪水により死亡。その水は万物を溶かすものだった。

 後、冷静さを取り戻し、小間使いを欲していた水神により、水神の使者として人ならざるモノへと生き返ったが、今の容姿や性格は生前とは全く異なるモノである。

 言わば、人間時代≠水神氷河 なのである。

 故に倫理観などが少しばかりズレてる。

 片目が義眼なのはこの時水神様が生成し忘れた為である。


 因みに本編から10年後、水神の使いとしての仕事を終えた彼は何でも屋として人々や妖の願いを叶えたり悩みを解決したり、しているとかいないとか……




 水神様


 本編では登場しなかったものの、神社に祀られていた神である。

 今でこそ小さな社に祀られているが、70年程前は社も何も無く依り代がその辺に置かれていた。

 そのせいで悪餓鬼の悪戯に遭うのだが、荒れていたこの時期の水神はそれに怒り村を飲み込むのである。

 その後、村の外の力のある陰陽師に封印され、小さな社に祀られることとなる。

 封印され冷静さを取り戻した水神は残っていた力で水神氷河を人ならざるモノとして生き返らせ、『村の平穏を守る』という契約の元、70年は神の使いとして仕える話を持ちかけた。

 水神氷河の水を操る力などはこの水神の力であり、実質神様代行として仕事をしている。

 見た目は女性のようだが性別というモノはない。

 酒が大変好きで、お賽銭は大体酒代に消える。

 最近は参拝客が少ないのがちょっとした悩み。




 虐められていた少年


 «年齢»15歳

 «身長»155cm

 «体重»46kg


 小柄で華奢な少年。

 俯きがちで暗いのが虐められる原因だったらしい。

 何においても平凡で無個性。

 今回の物語の被害者であり加害者。

 初期は水神氷河とタッグを組んでこの後に水神神社のバイトや10年後に『何でも屋』として共に働く……なんて話もあった。

 その場合はツッコミ役兼常識人。妖との対峙により一般人より強くなるのだが、この世界では起き得なかった。

 家族がボロボロな彼に気が付かなかったのは共働きで基本家に居ないからである。

 夕飯も作り置きを食べたり自炊することもしばしば。

 10年後はペット用品の会社に勤めて、家でも保護猫を飼っているらしい。

 水神氷河から貰ったダミーの御札は戒めとして家に置いてあるようだが、そのお陰なのか定かではないが、あれ以降少年に霊障は起きていない。




 虐めっ子達


 彼らは幼さ故の過ちで命を落としてしまったが、もし祟りがなければ改心することはなかっただろう

 和解、なんて結末はなかった。


【1人目の犠牲者】

 彼は水の金魚を飲み込んで死にましたが、これには裏話があり、彼は夏祭りの度に金魚掬いをしているのだが、その後はまともに餌をやることなく死なせていたよう。

 元々金魚掬いの寿命が短いとはいえ、金魚の怨念は溜まる一方だったらしく、塵も積もれば山となるで今回の結末に。


【2人目の犠牲者】

 水中毒によって死んだ彼は過去に虐められっ子の少年の水筒を隠した罪が。

 夏場の水筒のない学校……熱中症の危険もありやっていい事ではない。

 故に彼は渇きの罰を与えられる。

 彼は目の前に水があったようですが、其れが仇となったようで。

 さて、彼は渇きを潤わすことができたのか……。


【3人目の犠牲者】

 彼は、ひとを思いやる心がなかった。

 そして罪から目を背けた。自分は悪くない、と。

 故にその罪の重みに殺された。

 溜まりゆく抑えていた罪の塊に喉を詰まらせた。

 彼の氷を食べる仕草は癖のようなもので、水筒の中の氷なども食べるタイプ。

 かき氷とかガリガリ君が好きなよう。


【4人目】

 彼は殺した猫に殺された。

 自らが殺した方法で殺されるとは皮肉なもの。

 彼の遺体は損傷が激しくまるで獣に襲われたようだった。

 最期の謝罪は後悔に塗れた本心だったようで、あそこで少年が手を差し伸べていればまた少し違った結末もあったのかもしれない。

 因みに彼はリーダーのようなポジションではあり、虐めを先導していたものの、過激になって行ったのは『友人に捨てられたくない』というのもあったようで、『楽しくなかった』といえば嘘にはなるけれど、ここまでするつもりは当初なかったらしい。




 野良猫/トラスケ


 少年に拾われた野良猫。

 少年に懐いていた。

 死んだ後は怨霊のようなものとしてあの川にいた所を水神氷河と出会ったらしい。

 少年が水神氷河と出会うより先に『虐めっ子に祟りを』という願いを口する。

 故に、例え少年が神社で願っていなくても虐めっ子達は少なからず祟りに遭うことになっていた。

如何だったでしょうか。

因みに氷河の死因は何処かで聞きかじった水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』の水神様回を元にしております。

物語上使われなかった設定も多いのですが、またいつか彼らの話を語れたらと思っております。

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