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179 さらばアベル

 用心棒の話を持ち掛けてきたのは50後半に見える男だった。顔にはいくつもの切創があり、まともな道を歩んでないことを物語っていた。


「誰だい、あんた?」

「俺はエマーソンってもんだ。この町で一家を構えている」

「へえ、親分さんか。しかし、いいのかい?俺たちは今兵士をぶん殴ったんだぜ。それを抱えたとなっちゃあ、あんたも迷惑がかかるだろ?」

「いやいや。俺たちはここの代官と反目しあっている。すでに何人かが言いがかりでしょっ引かれた。で、吊るされちまってなあ」

「でも、相手は代官だろう。戦っても分が悪い」


 ブライアンがそういうと、エマーソンは手を振った。


「いいや、それがそうじゃねえ。代官はここの領主の三男なんだが、好き勝手にやっているんだ。領主様もご存じねえってわけよ。だから大規模な兵は動かせねえ。領主のムーア男爵って人は潔癖だから、ここの代官の所業を知ったら変えらちまう。親には内緒ってわけだ。だから、あんたらが用心棒になってくれたら、あいつらも手出しを出来ねえってわけよ」

「ふっ。ろくでもない奴だな、その代官は」


 そんな会話をしていると、他の客がブライアンを睨みながら、倒れている兵士たちを担いで食堂を出て行った。金を払う素振りもない。


「なんだあいつら?担いでいったけど」

「ありゃあ代官の息のかかった連中よ。お互いここで酒を飲みながら、相手の動きを探っているってわけだ」

「なるほど。どうりで雰囲気が良くないわけだ」

「へっへっへ。そう言いなさんなって。俺たちゃ同類だろう。あんたらの動きを見てわかったぜ。かなりの修羅場を潜り抜けてきたってな」

「わかった。用心棒を引き受けよう。で、報酬は?」

「そうさなあ。月に100万ドラでどうでえ?」

「一人あたりか?」

「ああ」

「随分と気前がいいんだな」

「代官を黙らせられたら安いもんよ」


 というわけで、ブライアンたちは用心棒となった。

 そして、客たちは帰っていき、食堂にはブライアンたちだけが残った。

 そこに不機嫌そうな顔のハンナが料理を運んでくる。皿をドンと雑にテーブルに置いた。


「あんたたちはまともかと思ったけど、あいつらと同じ穴の狢だったのね」


 とほほを膨らます。


「まあ、人を騙すにはいい顔だろう?」

「出て行ってよ」

「そう言うなって。金は払う。それに依頼の件はどうなった?お前のかあさんに訊いたのか?」

「エマーソン一家の用心棒になった人が、どうやってそいつらからお金を取るって言うのよ」


 ハンナの目じりに水が溜まっているのが見える。

 ブライアンがどうしたものかと悩んでいると、ハンナはそれをグイっと腕で拭うと、厨房へと戻っていった。

 変わって30半ばくらいで、ハンナに似た女性がやってきた。


「すいません、あの子がお客様に」

「いや、いいって。しかし、よくこんな町で宿を続けているな」

「死んだ旦那と一緒に始めた宿ですから。こんなことになったけど、仕舞うには名残惜しく。ってすいませんね、お客さんにこんな愚痴を。でも、あの子も嬉しかったことは忘れないでください。お金を取れるかもって凄く喜んでいたんですよ」

「それは申し訳ないことをした。しかし、エマーソン一家の用心棒になった俺たちにそんなことを話していいのか?」

「お客さんたちはなんだか悪い人に見えなくて。こう見えてもお客を沢山見て来たので、人を見る目には自信があるんです」

「そうか」


 そこまで話すと女性は立ち去った。三人は黙って料理を食べる。

 そして、部屋に戻ると作戦会議となった。


「どうするんですか?」


 アベルがブライアンに訊く。


「代官を成敗して、エマーソン一家も成敗する。で、この町は元通りだ」

「いや、だからその成敗の方法がききたいんですが」

「エマーソン一家と代官たちを戦わせて消耗させる。それで、弱ったところを最後にとどめをさすんだ」

「うまくいくんですか?」

「そうだなあ。事前の情報じゃあ、お互いにやりあっているてんだから、俺たちがやったとしても、まずは真っ先に相手を疑うだろうな。大丈夫だ」


 ブライアンはそう言ったが、三人の知らぬところで事態は悪い方に動いていた。

 手下が帰り道でエマーソンに問う。


「親分、あの用心棒に本当にそんな大金を払うんですかい?」

「払うわけねえだろ。代官たちを片付けさせたら、ずぶりとやるんだよ」

「でも、うでっこきですぜ」

「だから、酒宴を設けて酒に眠り薬を入れるのよ」

「流石は親分」


 エマーソンはブライアンたちに金を支払うつもりはなかった。

 エマーソンたちがあじとに帰ると、そこでは客が彼らの帰宅を待っていた。

 エマーソンはその客の顔を知っている。そして、露骨に嫌そうな目つきで客を見た。


「代官が何の用だ?」


 客は代官であるアイザック・ムーアであった。歳は30、ぽっちゃりとした軽肥満体型。そして、エマーソン一家と絶賛対立中の敵である。エマーソンが嫌そうな目つきになるのも当然だった。


「美味しそうな獲物を見つけたが、こちらだけでは手に余るので、ここはひとつ共闘といこうじゃないか」

「はっ、もうそろばんをはじいたのか」

「そうだ。お前らの事だから、どうせこちらを攻撃させて、それが終わったら始末するつもりだろう。しかし、それではあいつらが持っている金と、この町から今後上がってくるわずかなカスリだけだ。聞いたところじゃ奴らは偽物の勲章を持ているそうじゃないか。俺ならそれをうまく使って儲けることが出来る。何せ貴族の息子なんだからな」

「なるほどねえ。しかし、それじゃあこちらに利益がねえ」


 エマーソンの目がギロリとアイザックを睨んだ。一家を構える者として、安易に敵と手打ちをするわけにはいかない。手下を納得させるだけの材料が必要なのだ。今のところ、その材料が提示されていないので、承知することは出来ない。そうした意味を込めた目である。


「勿論そこは考えてある。まずはエマーソン一家に対する取り締まりの廃止。それと、勲章を使うにも役者が必要だ。お前のところの手下を貸してもらい、それに対して報酬を支払うってことでどうだ?」

「なるほど。それならこちらも手を組むだけの利益はあるな。どうするかな」


 エマーソンは頭の中でそろばんをはじく。勲章の価値というのは正直わからないが、懐具合のよさそうなブライアンたちを見れば、勲章を使った詐欺というのは儲かりそうだと思った。そして、手下たちの新たなしのぎにもなる。

 そして結論が出た。


「よし、手を組もう。で、どうするね?いつどうやって襲う?」

「やるとなったら直ぐがいい。今夜宿に火をつける。それで焼け死ねばよし、逃げ出してきたとしても、大勢で取り囲んでしまえばやれるだろう」

「勲章は大丈夫なのか?」

「いい感じに燃えたところで、大きな音を出して叩き起こす。で、大切な勲章をもって出ようとしても、俺らが取り囲んでいればおいそれと出てこれねえ。それで焼け死んだなら、勲章もすぐに取り出せるだろ」


 まあ、勲章が燃えたところで、厄介な用心棒を始末できれば、お前たちを取り締まることが出来るけどなと心の中で付け加えるアイザック。

 そんなことを考えているなどと思わないエマーソンは、アイザックを褒めた。


「代官にしとくにはもったいねえくらいの悪党だな」

「だろう」


 こうして二人は手を組むことになり、それぞれの手下を集めて深夜になるのを待った。

 いよいよ深夜になると、作戦が決行される。

 油を持った手下が宿の四方から近寄り、油を撒いて火をつけた。

 火は瞬く間に燃え広がり、宿を包む。

 虫の知らせというが、一匹の虫がブライアンの鼻の穴に入ったことで、ブライアンは目を覚ました。すると、窓の外が明るいし、部屋がとても暑い。


「火事だ!」


 慌ててコーディとアベルを起こすブライアン。

 三人は荷物を手に取って部屋を出る。そして大声で叫んだ。


「火事だぞ!」


 それは、ハンナ親子がどこの部屋にいるのかわからないからであった。叫んだお陰でハンナと母親の目が覚める。

 そして、彼女たちも部屋から出てきた。それをブライアンは確認すると、外に出ようとする。


「火を消さないと」


 ハンナが叫ぶが、ブライアンはその手を掴んで強引に引っ張る。


「火の回りが早い。無理だ」

「嫌よ!」


 尚も抵抗するハンナであったが、ブライアンはハンナを担いで走り出した。

 外に出ると、そこには大勢の男たちがいる。皆、手には剣や斧といった武器を持っていた。


「ご隠居ぉ~」


 丸腰の自分たちに勝ち目はなさそうだと思い、アベルが泣きそうな顔でブライアンを見た。


「見た感じ、30人程度だ。10人ずつ相手にすれば問題ない」

「丸腰ですが」

「相手の武器を奪い取れ」

「そんなあ」

「戦場では自分の武器が壊れることなんかしばしばあった。敵の武器を奪ったことで生き残ったんだぞ。それに、石だって武器になる」


 ブライアンはそういうと、足元の石を拾った。ゴルフボールくらいの大きさの石である。

 戦国時代でも、石は刀と同じくらいの殺傷数だったという研究もある。実は刀とはサブウェポンであり、槍や矢に比べて使われる回数が少なかった。投げてよし、殴ってよしの石がそんな刀と同数の殺傷数であったというのも頷ける話である。

 そんな石を投げつけると、一人の頭に命中して倒れた。


「ぼやぼやしていると焼け死ぬからな」


 ブライアンは続けて石を拾っては投げる。

 背中では宿が燃えており、呼吸をするのも苦しいほどの熱気が迫ってきていた。

 コーディとアベルも同様に石を投げて、7人が地面に倒れる。

 包囲している方が動かないのは、自分で判断できるような者がいないからであった。皆、エマーソンかアイザックの指示を待っているのだ。

 目ぼしい石が無くなったところで、ブライアンは走り出した。そして、落ちている剣を拾う。倒れている奴が持っていたものであり、今はその手を放れていた。

 他にも落ちている剣を拾うと、コーディとアベルに向かって投げた。


「お前ら、一斉に襲い掛かれ!」


 ここでやっとエマーソンから指示が出る。手下たちは包囲を狭めようとして近寄ってくるが、ブライアンは相手を待たずに、自分から一番近いやつに狙いを定めて地面を蹴った。

 夜の闇に火事の炎に照らされた銀の蛇が走る。


「ぎゃあ」


 ブライアンに狙われた男は斧を持つ右手を斬られて悲鳴をあげた。

 また、斬った方のブライアンも渋い顔をする。


「骨までは斬れないか」


 振るった剣が相手の右手首に刺さったままとなっていた。骨で剣が止まってしまったのである。


「死ねええ」


 後ろからブライアンに斬りかかる者がいた。ブライアンはその一撃を躱すと、目の前の男が落とした斧を拾う。後ろから斬りかかった者は、さらにブライアンを狙うが、さらに後ろからコーディに刺された。

 二人とも息が上がっている。


「はあ、はあ、しんどいな」

「歳ですかねえ。アベルは二人の護衛で攻撃には加われませんし。これはちと覚悟が必要ですな」


 コーディは極めて明るく言ったが、状況は最悪である。

 二人は年齢的に30人を相手にする体力がない。アベルも攻撃に加えてしまえば、宿の二人を人質に取られる可能性がある。

 にらみ合いが続くが、次第に包囲網が狭まってきていた。

 いよいよ決死の攻撃かと覚悟を決めた時、包囲の外から声が聞こえる。

 女の声だった。


「助太刀します」

「助太刀」


 見ればベネチアンマスクをして目元を隠した二人の女性がいた。

 一人は180センチくらいの大柄な女であり、もう一人は小柄。大柄な女は身長に見合うような長い剣を持っており、小柄な方はナイフを持っていた。

 二人があっというまに10人を倒す。


「仲間がいるなんて聞いてねえぞ。二手に分かれろ」


 アイザックの指示が出るが、その指示の間にもまた2人が倒された。


「化け物か」


 エマーソンが憎々しそうに女たちを見た。

 そこに今度は男の声が聞こえる。


「そこまでだ」

「親父⁉」


 アイザックが目を丸くする。

 そこには領主であるムーア男爵がいた。


「貴様らが相手にしているのはアーチボルト閣下であるぞ」

「げええ」


 一斉に声が上がる。

 カスケード王国では平民の子供ですらアーチボルトの名前は知っている。ただ、顔は知らないが。

 そして、男爵は格上であるブライアンを閣下と呼んだのだが、アーチボルト閣下といえばスティーブを指すという常識から、他のものたちはブライアンをスティーブだと思ったのである。


「親父、それは本当か?」

「賊め。いつまで我が息子のふりをしている!」


 アイザックに対し、ムーア男爵は怒鳴った。

 アイザックはその意味が分からず困惑する。それを男爵の後ろの人物が説明した。


「男爵の息子がアーチボルト閣下を襲ったとなれば、その責任は男爵にまで及ぶ。ただ、息子を殺して成りすましていた奴がやったことなら、男爵におとがめはない」


 それを聞いてアイザックは、家を残すために自分が切り捨てられたと理解した。今まで自分勝手に犯罪に手を染めていて、それで切り捨てられたもないものだが、この手の輩の思考はえてして自分に都合の良い物であり、アイザックもそうであった。

 話をしているうちに、いつの間にか火も消えたが、代わりに魔法で作った光の玉が宙に浮き、周囲を昼間のように照らしている。

 がっくりと肩を落とすアイザックと対照的に、エマーソンは何とか逃げようとするが、魔法の鎖が出現し、動ける者たちを拘束する。

 ブライアンはそれを見てこの事態に納得した。


「スティーブか」

「スティーブかじゃないですよ。僕が来なければ危なかったじゃないですか!」


 スティーブは怒っていた。それはそうだ。一歩間違えれば死んでいたのである。

 火事を察知して、鼻の穴に飛び込んだ虫は、スティーブの使い魔である。そこからナンシーとベラを起こして駆けつけ、自分は一度ムーア男爵を連れに転移している。

 スティーブはブライアンたちが旅立つところから監視していた。そして、用心棒になったことをナンシーとベラに伝えると、自分たちも暴れたいというので、その機会を待っていたのである。というわけで、マスクで顔を隠しているのはナンシーとベラだった。

 こうした理由で消火が遅れた。宿屋の親子にとってはいい迷惑である。

 が、彼女たちはスティーブの能力を知らないので、そうは思わなかった。そして、ハンナがスティーブに意見を言う。


「竜頭様が来てくれたおかげで、私たちは助かったんです。息子か何か知りませんが、その言い方はあんまりです」

「これ、直言など無礼ではないか」


 慌ててムーア男爵が止めるが、ブライアンはそれを許す。

 そして、スティーブを見てにやにやと笑っていた。

 それには母子の勘違いと、味方を得たという二つの意味が込められていた。


「どうだ、スティーブ。世の中には声をあげられぬ民もいる。そうした民を救ってこその貴族ではないか?」

「それは否定しません。やり方を考えてくださいと言ってるんです」


 それでもブライアンのやり方を責めるスティーブであったが、後ろから撃たれる。


「スティーブ、これは楽しい」

「そうですよ、旦那様。たまにはこういうのも良いではないですか」

「ほら見ろ。嫁たちもこう言っているじゃないか」


 こうなってはスティーブも諦めた。


「はいはい。でも、お忍びの旅はここで終わりですよ。王都までとか付き合いきれないので勘弁してください」


 それを聞いてアベルがホッとする。やっとこの旅の終わりが来たのだ。

 ここでスティーブは母子に訊く。


「さて、うちの父のせいで宿が燃えてしまいました。再建する費用はこちらで出しますが、それでよいでしょうか?」


 それを聞いて母親は首を横に振る。


「いいえ。宿はもうお仕舞にします」

「かあさん!」


 ハンナが母親を見た。

 そんな娘に母親は優しく微笑む。


「あの人との思い出の宿が燃えてしまったけど、これでよかったのかもしれないわ。だって、宿があればあなたはずっとここにいることになるでしょう。もっと色々なことが出来る可能性を潰しているんじゃないかって、ずっと悩んでいたのよ」

「そんな――――」


 ハンナの目に涙が浮かぶ。


「じゃあ、うちの領地に来ますか?やりたいことをそこで見つけたらいい。男爵が許可してくれたらですが」


 スティーブが提案すると、母親は頷いた。

 勿論、ムーア男爵も反対などしない。


「未払いの賃金はムーア男爵に責任をもって取り立ててもらいますので、先にこちらで立て替えておきます」

「そこはまかせてくだされ。こやつらの財産を没収して、支払いに充てます」

「ありがとう、男爵。これにて一件落着かな?」


 スティーブがそう思ったとき、ハンナが突然ブライアンの前で土下座した。


「申し訳ございません。私、竜頭様と知らずにあんな暴言を吐いてしまい」

「あー、そのことなら気にしてないからいい。許す。ただなあ」

「ただ、何でございましょうか?」

「その竜頭様っていうのは息子の事なんだが」


 ここでブライアンが勘違いを指摘し、ハンナは青くなり、今度はスティーブに土下座する。スティーブは慌ててそれを止めた。


「いいから、いいから」


 その後、アーチボルト領に移住したハンナたち母子であったが、母親は温泉旅館で働くことになり、娘は作家となった。そして、後に代表作となる引退した貴族が諸国を漫遊し、世直しをするという作品を書いて、これがヒットすることになる。

 なお、ブライアン、ナンシー、ベラのそれぞれから、登場人物の活躍シーンについて、細かい要求があったのだが、ヒットしたのがそのおかげかどうかは定かではない。



 君ら、アベル気にしすぎ。あと、百万文字に届いてなかった。

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