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200文字小説集 vol.2

だから僕は君の隣に居る(200文字小説)

作者: 日下部良介

滅多にはかないスカートを君がはいてきた。

「だって、誕生日のお祝いでしょう?」


お祝いだと言っても、いつもの店でいつものメンバー。

別に着飾ることはないのに…。


誰にでも愛想の良い君はいつでも人気者。

隣に居るのに僕は違う場所に居るみたいだ。


店を出ると君はいつも同じことを言う。

「いつもごめんなさい。あなたが隣に居てくれるから、甘えちゃうの」

そんな事は知っている。

だから、僕は君の隣に居る。

これからもずっと…。

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― 新着の感想 ―
[一言] 彼女が可愛過ぎて気後れしてしまう気分がいい感じに味わえました(。・w・。 )
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