1章ー現代の魔法使い
この話はちょっと未来の話!男性廃棄処分場
その施設は世界に溶け込み!世の男性を翻弄する!
こんな言葉がある
30歳になるその日まで、童貞でいると
魔法使いになる
そして現在になりその言葉は
8月気温は38度まで達していて太陽は明るくみんな!元気?と言わんばかりの陽キャ状態!僕は黒い半袖を着てなるべくお腹の肉を隠していた。久しぶりに駅前のコンビニに来たある事を確かめるためだ僕は!「しゃっ」と声を出す!店内に入ると適当なおにぎりを持ちレジに行く!「ありゃしたー。。」と冷めた鉄屑みたいな声で言う女の店員、「まぁそうだよなー」と僕は同じく冷めた鉄屑みたいな声を小さく出した僕はこの人を覚えている。確か今から5年前24歳の時だった
勤めていた場所が駅から近くよく利用した、女の店員は甘い砂糖菓子の声で、「大学生ですか?あの私バイトし始めたばかりでよく分からなくて。よくここ利用するんですかぁ?」「あの彼女さんとか?いらっしゃいますか?」「いつも同じおにぎりですね!」「いつも買ってくれて良いお客様!連絡先とかって。。」たびたび僕がコンビニに行くたんびに甘い言葉が降ってきた。この女の店員に限らず、僕は会社の中でもモテる側の人間だったはずだった。
それから翌年25歳の時僕は社会の人間関係のストレスに耐えきれず、心療内科に通い仕事を辞めた
4年間もの間、社会に出れず誰とも交流もせずにいた鬱は長い人でも寛解まで10年かかるらしいなので僕はわりと早い回復のほうなのかもしれない!そして今29歳になった僕はあの頃よく通ってたコンビニに来たというわけだ。僕は街の中心にある大きな建物を見て思う、あと1年足らずで僕はあそこで人生の終わりを迎えるかもしれない!
男性収容所またの名を男性廃棄処分場
産まれた時からこの制度はあったこの施設は30歳までにセックスを経験しないとこの収容所に連行されるそうだこの世界では男性はセックスを経験しないと普通に暮らせないのだ。この制度が出来たのは女性初の総理大臣が独断で決めたらしい!僕もその経緯は分からないなぜその総理大臣がこの施設を作ったのか
なぜ反対運動が起きなかったのか
なぜ世界はこの施設を受け入れてるのか
男性廃棄処分所はこの世界にいつまにかこの世界に溶けこんでいた