北方環東記 零
0721ということで、拙作出ます。
初めてで極荒ですが、読んでもらえると嬉しいです。
始まりは八雲紫の惨殺死体だった・・・
次々と起こる異変
歪に変化していく大地
各地を暴れまわるヒト・妖怪・モノ
目まぐるしく変化する状況に幻想郷の全てが巻き込まれていく
○%×$☆♭!#▲3代目博麗の巫女-博麗透香の時代に起こった異変
一体何が起こっているのか・・・
必死に抗う巫女
それを嘲笑うかのように変化していく世界
そして、ラスボス(名称未定)の目的とは
東方二次創作物語 東方環等記(仮) 現在執筆中
(20050年までには完投します・・・)
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粗すじ
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…始まったときにはもう全て終わってたのよ
…
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巫女は夢を見ていた。
それは絶望の悪夢・・・
始まりは八雲紫の死体であった。
それも原型をとどめていないくらい酷い惨殺死体である。
しかし、これは惨劇の発端にしかすぎなかった。
すぐ後にやってきた参拝者たちの様子に異変を感じた巫女は人里へと向かう。
そこで見たのは・・・
祭りでもないのに歌い踊り騒ぐ里の人たちの異様な姿であった。
それを指し示すかのように、周りには所々かがり火の様に燃えているものがあった。
彼らが住む民家であった。
巫女はこの光景に恐れ慄く。
ただし、この状況に、ではない。
ある意味禁忌とも呼べる人里全体への干渉を行ったものに対してである。
事態は巫女に考える暇を与えてくれない。
巫女の到着をきっかけとするかのように、里の人たちが急に同じことを言いながら騒ぎ出したのだ。
それは、稗田家の粛清・・・
粛清とは何か。
意味不明ではあったが、これが行われてしまったとき、人里が終わってしまうことだけは巫女に推測出来た。
そこで巫女は、稗田家当主であった稗田阿♭$☆未を、数少ない味方(ハクタク・不死の炎・魔女的な人間)と共に守りつつ、人里から脱出を目指した。
そして、人里から外へ一歩踏み出した瞬間・・・
巫女の目の前には、十字架に張り付けられ燃やされている阿♭$☆未の姿があった。
いや、阿♭$☆未だけではない、脱出に協力してくれたものたちも一緒になって燃やされていた。
何故、なんで、どうして・・・
理解できないこの状況に巫女はただ、呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
周囲には人里のものたちもいた。しかし、巫女以外の人間は存在しなかった。
次の場所は妖怪の山であった。
巫女が神社に戻ると天狗の一人、射命丸文が深い傷を負った状態で倒れていたのだ。
文の話では、大天狗たちが反乱し、妖怪の山で天魔勢と大天狗勢の対立戦争が起こっているというのだ。
悲嘆にくれる頭と体を何とか動かし、巫女は妖怪の山へと向かう。
妖怪の山の状況は悪化していた。
なんと神までもが参戦し、見るも無残な山が示す通り、壮絶な状況となっていた。
この状況に抗うは、大妖怪相手に力不足な巫女、味方不足な天魔勢、そして、乱心した神たちを戻したいという娘であった。
彼女たちは手を取り合い、死と隣り合わせな状況になりつつも、幸運も重なり、なんとか事態を収めることに成功した。
しかし、その安心が気の緩みとなってしまったのか、
気付いた時には、天魔の胸に1本の矢が貫かれていた・・・・
そして、次の瞬間、巫女の目の前には天狗も無く山も無い一面の盆地があった。
こんな絶望的な状況から、更に畳みかけるかのように異変が襲い掛かってくる。
溢れる霊魂、空から降ってくる光線、
暴れるものたちとそれに抗うものたち
巫女を嘲笑うかのように、事態はひたすら悪化していった。
そして、巫女自身もこの状況に体や精神を蝕まれ、ボロボロになっていった。
最後は・・・
八雲藍の襲撃。
藍は巫女を紫を殺した当事者として勘違いしており、ついに殺しに来てしまったのである。
更には、紫から少し力を与えられており、より一層強くなっていた。
圧倒的不利な状況
しかし、ある意味忘れ形見の藍への思いと勘違いされたことに対する意地で巫女は抗う。
やけくそで出した巫女の反撃(未定)。奇跡的、いや悲劇的に藍に直撃、致命傷となってしまった。
そして、トドメの一撃が入った瞬間、突然、巫女の目の前は真っ白になった。
-予告-(の真似)
幻想郷の全てが変わり果てた
その光景に絶望する透香
そして、満を持して現れる紫
紫は圧倒的な力により、透香を圧倒していく
もうやめて透香の体力と精神はもうゼロよ
もはやこれまでかというその時、透香の能力が覚醒する
その能力はこの状況を打開する希望となりえるか
次回、最終回「幻想郷消滅」
お楽しみに
気になった方は、連載版の方をご覧ください。