落ち着いた編入生来校
春が過ぎ、夏の暑さが来た、夏は嫌いだ。いい事はない、ただ暑いだけだ。
「おーい」夏の暑さとは違う陽気な声がした。「おっはー!悠人!そうえば課題やったか?」思い出したくない事を言われたか、「一応やったよ、というか期限明後日だろ?晴矢触ってない感じ?」と普通に返した、晴矢は絶望した顔でしていた。
学校に着き教室の席について、リラックスしていた。五分が立ちチャイムがなった。先生が入り、ホームルームが始まった。「よし、ホームルームに入る前に編入生を紹介する、入れ。」先生の紹介が入り。教室に入って来た。「皆さん初めまして、編入生の松風 美久です。宜しくお願いします。」美久は緊張はしてなく淡々と自己紹介をした。先生は「はい、松風は三鷹の隣に行け。じゃあホームルームやるぞ」と、少し遅いホームルームが始まった。
休み時間に晴矢が悠人に小声で話しかけていた「おい、悠人松風さん、結構美人じゃね?」とよくある話を吹きかけた。「そこかよ、お前は早く課題やれ、俺も手伝ってやるから。」悠人は晴矢の質問をスルーして晴矢にとって言われたくない事を容赦なく言った。晴矢は「なぜ、そんな事を言うんだ!ひどいわーじゃあ放課後俺んちで手伝ってください。」と朝なのに疲れ切った、顔で言った。
夏の暑さが教室内の雰囲気が落ちていて、その暑さは学校終わるまで続いた。生徒は帰り支度をしていた。晴矢が「じゃあ悠人さっき言った時間にきて、こっちからも連絡するからーまたな!」元気が有り余ってる感じに言った。悠人は「了解」一言返した。
悠人は自宅の最寄りに着き、時間があるので、コンビニに入って、店員と目が合い「え、ええええ!?」と店内に響く大声を出した。悠人は「え?なに?」状況把握がすぐにはできなかった。その店員の名札をみ た名札には『松風』と書いていた、それで察した、落ち着いた編入生だ、という人だと理解した。悠人は面倒ごとを避けるため何も買わず店を後にした。