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17話 進化は続くよ何処までも。

さて、お次は、本職の大工の所へだ。

今回、依頼に行くのは『カルミニア建設』だ。

王都でも有名な建設業謝集団で、その大半が工作で有名なドワーフが占めている。

今回依頼する事は二つ。

一つは、家の建設。

もう一つは、支店の設置。

この国で大都市と呼ばれる街には、カルミニア建設の支店が設置されている。

一種のネームバリューでも有るのだ。


「ようこそカルミニア建設へ。本日はどの様な御依頼でしょうか?」

「建設と支店の設置をお願いしに参りました。」

「爵位と家名、短剣と領地の提示をお願い致します。」

「爵位は子爵、苗字はエニアグラム、これが証拠の短剣、領地は帝国国境付近のアルガナ草原を含む周辺地域です。」

「……アルガナ草原ですか?あそこは誰も治めていなかった筈ですが。」

「いえ、先日子爵の爵位とアルガナ草原を含む領土、第二王女殿下を王様直々に与えて頂きました。」

「一応、話が話なので、国王陛下に確認を取ってからになりますが、宜しいでしょうか?」

「問題有りません。」

「では、また後日お越し下さい。短剣は返させて頂きます。」


短剣を受け取り、無限収納庫に収納して、建物から出る。

暇だし、依頼でも受けるか。


◆◇◆


前回の依頼により、ランクが5に上がったらしい。

ランク6への昇格試験からは、そのランクの冒険者との模擬戦で勝つか良いところまで持っていく必要がある。

まあ、そんな事はおいといて。

今回はランク6のオーガ討伐の依頼を受ける。

勿論使う武器は、新月。

王都から三キロメートル程離れた場所に巣食っている様だ。

依頼表には、五体程と書かれていたが、実際には数十体は居る。

さて、狩りの時間と参りますか。

銀の刃で、オーガの体を傷付けたり、切り裂いたりしていく。

先ずは、一体。

一体目を倒すと、体感で分かる程切れ味が良くなっていた。

どういう事だ?取り敢えず、鑑定だよな。


◆新月◆ 全属性 成長 断罪 透過 両手鎌

消費 無し

レベル 12/100

ステージ 1


成る程、レベルが上がったからか。

意外と簡単に上がるなぁ。


そんな事を考えながら、オーガを倒しまくる。

残り十体強になった頃、新月が眩い光を放った。

鑑定。


空月からづき◆ 全属性 成長 断罪 透過 色調変化 断界 両手鎌

レベル 1/1000

ステージ 2

特性 鬼斬り 切り捨て


色調変化、断界、鬼斬り、切り捨て、を鑑定。


◆色調変化◆ 特殊スキル

自分や相手、周りの色を変えれる。


◆断界◆ 特殊スキル

結界を破壊叉は一時的に無効化出来る。


◆鬼斬り◆

鬼種に含まれる存在に対して、与ダメ+400%。


◆切り捨て◆

何らかの存在を斬った時、空間収容系の空間へ自動収納される。


もう、チートはいらないのだがな。

取り敢えず、オーガを片付けていくよ。

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