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2.私は邪魔者♪

周りを見渡すと、コスプレ衣装を着たような人たちがたくさんいる。

「やっと、召喚できたぞ!」とか「異世界の魔女様だ」と興奮気味に話しているのが聞こえる。


王様がこちらに声をかけてきた。

「ようこそ。異世界の者よ。ここは、エバーサンタという世界。この国は、人間国マラッテイヤだ。して、どちらが、異世界の魔女様だ?」

召喚を行った神官に尋ねました。

「こちらの方こそが、異世界の魔女様かと」

愛野愛美の方を指しました。

「もう一人の方は?」

「おそらく、異世界の魔女様の召喚に巻込まれたかと」

「そうか。お前たち、名はなんという」

「愛野愛美です」

「サクラ・カンザキです」

「では、マルグダ神官。二人の教育を頼む。下がってよい」

と言って、部屋から追い出されました。


マルグダ神官によると、この世界は魔王の危険にさらされているらしい。

異世界の魔女様が魔王を倒して、この世界に平和をもたらすのだとか。

今から、王様は異世界の魔女様の旅の従者を選ぶのだそうです。

その間、私と愛野さんはこの世界のことを学びます。


この世界は、人間国・魔国・龍国・獣国の四つの国がある。

人間国は人間、魔国は魔人、龍国は龍人、獣国は獣人が住んでいる。


部屋は、愛野さんの方が豪華でお姫様仕様。

私は、ベッドと机だけがある殺風景な部屋。


勉強時間以外は、私の持つ特殊スキルで図書館で調べ物をしています。もちろん、禁書のある部屋も侵入済み。

禁書を見ると、この世界の文字でない英語で書かれているものがあった。以前の魔女様は、英語圏で暮らしていたみたいだ。それによると、『間違った魔女を召喚した場合、この国が崩壊する。彼女は、傾国の美女だ』とか書かれてあった。

今後、いる知識があるかもしれないとこの図書館すべての本を魔術で複製した。複製された本は、魔術で作ってある無限収納の空間の中に入れた。


私の方は順調に勉強が進んでこの世界の文字を理解しているが、愛野さんはまだまだなようだ。教えてくれている、マルグダ神官が呆れている。

私とマルグダ神官は、勉強部屋の外を見てメンを侍らせている愛野さんを見つけた。マルグダ神官によると、彼らは旅の同行者たちらしい。


愛野さんが侍らせているメンたちに、連日「役立たずの無駄飯ぐらい」などと言われる。マルグダ神官が、彼らを諌めてくれるが無駄なようだ。

マルグダ神官は、私に色々気を使ってくれているうちに、愛野さん魅了の魔法(?)が解けたようだ。メンが、愛野さんにおべっかを使い気を引こうとしているのを見て、色々思うところがあったらしい。

日に日に、メンの私を見る視線が悪い意味で強くなっていく。そろそろ、この国を脱出する時期が来たようだ。


部屋で休んでいると、扉がノックされた。

外にいるのは、愛野さんが侍らせているメンたちだ。手に持っているのはお菓子。きっと、毒物を仕込んであるのだろう。

甘いな。態度が分かりやすすぎる。異世界の年端もいかない少女と思って油断しているのだろう。馬鹿だとしか言いようがない。

なら、やり返してやろう。自分たちがやろうとしたことを考えれば、当然だろう?

私は部屋ににこやかに招き入れ、紅茶を入れる。その紅茶には、ゾウ一頭を眠らせる強力な睡眠薬を彼らに気づかれないように入れた。正直、彼ら程度なら気付かれないようにやる必要はないが、念のためだ。

メンたちは、紅茶を飲みすぐに眠りに入った。

眠ったのを確認して、部屋を出た。

部屋を出てからの行動は、メンたちの全財産の没収と召喚された部屋の中央横にあった伝説の剣『オリハルコン』を台座から引き抜くことだ。冗談半分で試してみると、あっさりオリハルコンは台座から抜けた。いいのか、伝説の剣!?


私は城から脱出し、魔国を目指す。

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