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100円玉

作者: ササササ

ある少年が100円玉を拾った。その少年は100円をジロジロ眺めてる。彼はとてものどを渇かしてた。100円があれば安い500ミリリットルのジュースを自販機でかえるだろう。しかし、この少年は悩んだ。お金を交番に届けるか、とどけないかだ。一般的にお金を交番に届けるのはどうとくてきにただしいだろうがめったにそういう人はいない。彼はお金を届けてとくすることはないと思われるが彼はお金を届けることによって大人にいい子にみられ自分の社会的地位が上がるのではないかという非常に浅はかな考えを持っていた。彼はずっと悩んだ自分の一時の快感にお金を費やすか、今お金をつかうのを我慢しひとにみとめられるという長期的な快感を得るかをだ。彼が悩んでいるときに彼の友達が現れた。

「お前何してるんだ。100円持ってうらやましいぞ。俺によこせや」

と友人は言った。

「お前にだけはやらぬ。俺は自分の欲求を満たすためにお金を費やすつもりだ。」

とかれはのべた。

「お前ジュースでも飲むのか。俺も飲みたいからかねよこせよ。」

と友人はのべた。

「お前は馬鹿か。俺は金をやらぬと申してるのに理解力のないことよ。」

と彼は述べた。

「じゃあ一緒にジュース飲まないか。」

と友人は述べた。

「くっくくうがっは笑いの止まらぬことよ。俺はジュースをのむとはひとこともいってないしお前の為にお金を一銭も使う気はない」

友人が彼の胸ぐらをつかみ

「さっきからアホアホうるせえんだよくそやろう」

二人は取っ組み合いを始めた。取っ組み合いの途中右のズボンから黄金色にかがやくなにかがこぼれ落ちた。

ある青年が近寄り

「500円玉みっけ」

さっき少年が落とした黄金色の物体は500円玉だったのである。少年は500円玉を落としたことに気がつかず取っ組み合いに夢中になっていた。

おおなんと愚かなことよ。

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