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プチコワ  作者: 柳田健二
11/15

No.11 「添い寝」

朝起きると、何か違和感があった

自分の隣、布団が一個分膨れているのだ


俺はちょっと嫌な予感がした

なんだこれ?って、まくるのも躊躇して

ただそれを眺めるしかなかった


でも起きないと、仕事のスケジュールが溜まってるので、俺はそっと布団から出て自室に行こうとした


そしたらその布団から白い腕のようなものが出てきて、俺の腕をガシッと掴んだ


俺は「うわやべぇ…!!」って思い

その引っ張る腕を必死に解こうとした


しかし案外、力を入れたら

すぐに離してくれて、腕は布団の中にスポッと収まった


「こわぁ…」とか思いつつも

俺はそそくさとその場を離れ、自室へと向かった

こんもりとした布団をそのままにして


パソコンをパカっと開いて

「さぁ仕事をするぞ!」って頭を切り替えて

数時間、カタカタやって

ちょっと眠くなったなと思って

寝室に行ってみたら布団が…こんもりしたままで


「えぇ…」って、俺はちょっと引いてしまって

ワンチャン見間違えか幽霊の線を予想していたのだけど、すぐ消えるだろうとか思ってたからそんな長時間留まるかって…

俺はむしろそっちに恐怖を感じて


そしてそんな部屋で寝るのは

流石に嫌だなと思い、外出して

外で寝ようって思ってファミマで少し時間を潰して


数分間爆睡して眠気も覚めてさぁ帰ろってなった時に

やっぱりちょっと気になって…

まだ居たらどうしようって


でも仕事残ってるし

もしかしたら居なくなってるかもしれないって

そう、言い聞かせて家に帰ったんだ


「ただいま」って部屋中を調べて

そいつが起き上がってないか確認して

最後に寝室を確認しようと思って扉開けて見たら…


布団が…バカっとめくれてて…


そいつどこにもいなくなってて、ベッドの下もいなくて、クローゼットも確認してもいなくて

「良かったぁ…」って安堵して


そんな感じの話で特にオチもないんだけど

なんかすげー怖かったなって

その時は思ったかな…。

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