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家族スイッチ

作者: 南波英人

哲也「・・・なんだこれ?」


母「・・・痛いわ」


由紀「・・・ねぇ、なんで私達縛られているの?」


哲也「俺にも分からない。・・・親父は!?」


母「どこにもいないわ。もしかして強盗が入ってお父さん殺さ・・・」


由紀「やめてよ!そんなこと絶対ないから」


哲也「絶対そんなことないって。でも誰がこんなことを?」


??「・・・全員、目が醒めたようだな」


哲也「誰だ、お前!?」


母・由紀「きゃーーー!」


??「静かにしろ。静かにしないとお前らがもっとも愛している大切な父親を失うことになるぞ」


母「・・・私達に被害がないのなら、お父さんは喜んで犠牲になってくれるわ。きゃーーー!!!」


由紀「そうよ。お父さんだって、私達が死んでしまうより自分が犠牲になって私達を救う方を選ぶはずよ。きゃーーー!!!」


哲也「そうだな。親父はそういう男だよな。誰か助けてくれ!!!」


??「おい、やめろ。そんな父親を犠牲にしてまで生きたいのか!?」


3人「お父さんはそういう人 (だ)(なの)(よ)」


??「・・・ちょっと静かにしてまってろ!!」





??「計画違くない?お前のために一致団結した家族をお前が救ってお前の株を上げる計画・・・」


父「俺もすごく驚いてる。バレるの怖いから俺縛って逃げてくれない?兄ちゃん」


兄「お、おう。警察には言うなよ」


父「分かってるよ」


兄「お前も頑張れよ。ケーキは持って帰るから。あと誕生日おめでとうな」


父「・・・うん」

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