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叶った?



朝の眩しい光を感じて柚季は目を覚ました。そこは、いつもの病室ではなく青空が広がっている、神社のような場所だった。


そして、柚季はさらに驚いた。左足にあったはずのギプスはなく、服装はもう着るはずがないと思っていた、左肩に浅葱色で高浜女子と刺繍されている優勝した時に来ていた剣道着だったからだ。胸が熱くなった。


でもなぜだろうか、と思ったときに夢の中で出会った女性のことを思い出した。

「あなたのその願い、私が確かに叶えましょう」

そんなことを言っていたような気がする。まさか、本当に足が治っているなんて、女性に土下座でもして礼を言いたいくらいだ。


神社を見渡した。すると、綺麗な朝顔が咲いていた。ふとそれに近づいて見る。

「綺麗......」

思わず呟くと、

「そうですよね! 朝顔っていい花ですよね!」

後ろから声がした。振り向いてみると、そこにいたのは柚季と身長があまり変わらないような、童顔の少年だった。


この時、柚季には分からなかった。彼との出会いが、自身の運命を大きく揺るがすことになるなんてーーーーー。




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