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最強(の魔物)VS最強(の武神の弟子)

幽霊さんside


俺はあれを発動した、


最後にあれを発動したのはいつかな?


向こうの世界で3年くらい前かな?


相手は戦闘ヘリだったからな、


シルフィの背中に七色に輝く粒子が出てきてそれが蝶のような羽になる、


落ちる俺は少しずつ軌道を変えていく、


思って移動する、


この世界に来てからそうやって俺はいろんなところに移動した、


粒子の羽が大きくなり奴よりも大きくなる、


アニメだったらこの辺りでBGMが流れるんだけど、


どうせなら機動な戦士の一角獣のBGMを脳内で流すか、


ノリが大切だ、


俺は地面スレスレに飛んで再び空に飛ぶ、


風が気持ちいい、


こうやって空を飛ぶのはいいものだ、


幽霊だと風を感じることが出来ないからな、


この能力はいつ出来るようになったかな?


師匠が死んでからだったっけ、


初めは人間やめてしまったと思ったけど今となっては戦うための能力として割り切っている、


空を飛べる以外にも色々と人間離れした能力を持っているからな、


これは、


ついでに俺はこの能力を蝶化(ちょうか)


もしくはバタフライモードと呼んでいる、


さて、


そろそろいいかな?


俺は奴を睨みつける、


完全憑依の時間はわずか15分、


体慣らしに5分、


この5分間奴は待ってくれない、


そんな時こそあれだ、


「氷龍!

虎炎!

5分間足止めを頼む!」


「「わかりました!!」」


2人はそう返事をすると対の籠手が宙に浮いて輝く、


そして、


氷龍は冷気を纏う巨大な青い龍となり、


虎炎は炎を纏う巨大な赤い虎となる、


これが2人の力の一部、


確か7つの力があると師匠達が言ってた、


1つ目は身体能力を上げること、


2つ目は氷と炎を操ること、


3つ目は蝶化すること、


4つ目は2人を獣化させること、


5つ目は手甲鉤を出すこと、


残り2つの内1つはまた話そう、


もう1つは俺もまだ力を解放していない、


師匠達曰く師匠達には出来ないと言っていた、


俺しか出来ないと言われた、


さて、


2人は奴と同じくらいの大きさになる、


これを向こうの世界でやったら次の日TVで謎の巨大生物現ると大々的に放送された、


幸い2人とは気がついていない、


また話が逸れた、


「2人とも頼んだ、」


俺の掛け声に2人は小さく頷いて奴に向かって行った、


これぞ大怪獣決戦だな、


さてと、


俺はまずシルフィの骨を治すか、


見事に粉々だな、


それに足の筋肉断裂してる、


2人を装着するのはまだ早かったな、


それでもあそこまでやってのけた、


シルフィは次のステップに行ける、


シルフィは強敵と戦うことが必要だった、


どんなことをしても勝てないような、


一度負けを知りそこで挫折するか立ち上がるか、


強引だったがシルフィは立ち上がった、


ただ、


この役目は俺がやりたかった、


俺はシルフィの骨と筋肉を集中して治す、


蝶化していると粒子で傷と骨折、


筋肉の断裂をすぐに治してくれる、


さすがに切断されたところはわからない、


本当に人間やめてるな、


さすがに切断された腕がニョキニョキと生えてくるところは見たくない、


よし、


腕と足は治った、


向こうはうまく攻撃を避けて反撃してる、


あの状態の2人に勝てる人は師匠か別の神くらいだな、


次は骨を今だけ強化するか、


このまま戦ってもすぐに砕けてしまう、


簡単に氷龍の力で骨に薄く氷をはるか、


氷龍の氷は恐らく神でも砕けないだろ、


次はウォーミングアップ、


久しぶりに戦うんだ、


俺はシャドーボクシングを少しする、


特に問題ない、


次に俺は本気じゃなくて少し本気で戦う、


門の上で俺は言った、


俺なら勝てると、


嘘偽りは言っていない、


あれくらいなら本気じゃなくても勝てる、


だがそれは元の体の話、


今はシルフィの体を使っている、


リーチの短さに力の足りなさ、


本当に俺とは逆の育ち方をした、


まぁ俺がそう育てたけど、


とりあえず力を少し底上げしておくか、


俺の少し本気ぐらいまで、


よし、


俺はシャドーボクシングを終えた、


それと同時に2人が戻ってきた、


2人は籠手に戻り俺は手に装着した、


残り10分、


「さて、」


俺は空中で一歩踏み出した、


奴は吼えている、


「お前には礼を言おう、

弟子の成長に協力して、」


一歩、


また一歩、


奴に近づく、


「俺はさっきまで戦っていた少女の師匠だ、」


体は少女のままだが、


「その礼として俺の本気を少し見せてやる、」


俺はそう言うと奴に向かって飛ぶ、


すぐに奴の目の前に来ると奴に向かって拳を振るう、


破裂音と同時に奴は後方に下がる、


俺は続けて奴の顎に潜り込み上に向かって拳を勝ち上げる、


奴の顔が上を向く、


更に後方に下がる奴、


俺は一度距離を取る、


奴は炎を吐く、


俺は氷龍の氷で盾を作り防ぐ、


防ぎながら奴の口めがけて飛ぶ、


奴の口に氷を押し込む、


奴はもがき苦しむ、


俺は奴の体の下に潜り込み腹を殴る、


奴の体が少し浮いた、


俺は更に殴る、


殴る、


殴る、


殴る、


奴の体が浮いていく、


奴の腹に亀裂が入る、


俺は殴る、


なんども、


なんども、


なんども、


そして、


奴の腹の甲羅が消えた、


俺はすぐにその場から消える(・・・)


奴が落ちる、


周りに大きな地響きが響き大地が揺れ動く、


街は大丈夫かな?


まぁ家具が倒れているくらいだろう、


俺は奴の上に現れた(・・・)


えっ?


何をしたかだって?


消えて現れただけ、


これは蝶化の能力、


俺の体が粒子となり消えることが出来る、


そして粒子があるところにもう一度再構築という形で現れることが出来る、


どこぞの機動な戦士の話だけどな、


本当に人間やめてるな、


俺の遺伝子情報が変わっていないこと祈るよ、


さてと、


奴がゆっくりと立ち上がる、


「これで終わりにしよう、」


俺は右手に気を溜める、


師匠が一度見せてくれた技、





体に全ての気を使い竜の鱗すらも溶かし貫く技だ





気が少しづつ球体になっていく、


それと同時に俺の右手全体が悲鳴を上げる、


氷龍の氷の膜があるにもかかわらず骨が軋み悲鳴を上げる、


筋肉もねじれ切れるように痛い、


それでも師匠は俺に一度見せてくれた、


それなら俺も、





シルフィに見せないとな、




「これが師匠から俺へ!

俺からシルフィに繋げていく技だーーーーーー!!!」


俺は真下に急速で降りる、








その名は、








「滅!」







俺は右手を頭上に持って行く、






「龍!」







更に速度を上げて落ちる、







「掌!」








奴の背中に技が当たる、


滅龍掌で山が溶けて穴が開く、


俺はそのまま下に降りていき奴の体内に入る、


そして難なく奴の下から出て来る、


そのまま入れは奴の下から飛んで離れる、


奴は動かなくなりそのままゆっくりと大地に身を沈めた、


奴の目から光がなくなっている、


死んだな、


俺は地面に降りた、




滅龍掌(メツリュウショウ)


師匠曰く最強の一撃必殺の技、


超濃縮された気の塊を作り相手にぶつける技、


体内の全ての気を右手に集めるから右手に何らかの痛みが招じる、


師匠ですらこの技を使うと右手を1月使えなかった、


まぁ、


この世界には魔法があるからすぐに治るだろう、


それにこの技は不完全だ、


師匠はこの技を不完全のまま死んでいった、


何がどう不完全かわからないが師匠は不完全だと言っていた、


正直、


この不完全でこの威力だ、


これで完成でいいのではと思う、


さてと、


こいつをしまうか、


俺は収納魔法で奴をしまう、


入った、


最悪分解して入れようと考えたが入った、


シルフィは毎日瞑想しているな、


さすがだ、


だが歩くのが面倒だな、


それにシルフィの体が限界だ、


その時2人が出てきた、


「マスター、

ここは虎炎の背中に乗ってください、

私はその間マスターの警護を行います、」


「マスター、

早く乗るんや、」


2人の申し出はありがたい、


俺は虎炎の背中に乗った、


そして憑依を解いた、


シルフィは虎炎の背中でゆっくりと目を閉じた、


(師匠、

疲れました、)


疲労が溜まっているな、


(ゆっくりと寝ていろ、

それと、

よく頑張ったな、

偉いぞ、)


(えへへ、

だって師匠の弟子だもん、)


シルフィがそう言うと寝息を立てた、


お疲れ、


虎炎はゆっくりと走り出した、


帰るべき場所へ、

ついでに幽霊さんの蝶化はゴッドがユニコーンのBGMでGN粒子も月光蝶を発動させるというカオスで無茶苦茶な状態です、


次はシルフィードが奴と戦っている間の街の方の話になります、

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