表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/152

迫り来る恐怖

バークリートから遥か南の魔族領前の関所、


魔物が日に日に門に壁にと突進してきて破壊しようとする、


「魔物達はなんでここに突進しているんだ?」


「それを俺に聞いても意味ないだろ、

魔物のことなんてわからんし、」


兵士がそう話している、


その少し離れたところにいる兵士は遠くを眺めながら難しい顔をする、


「どうしたんだ、」


不思議に思った兵士がその兵士に聞いた、


「あぁ、

やっぱりあの山動いてないか、

先週はここから見たらもうちょっとこっちにあったのに今日はここにあるんだ、」


兵士は指を刺して伝える、


「考えすぎだろ、

お前は午後からひと月休みだろ?

しっかり休んでこいよ、」


兵士は腕組みをしてうーんと悩みながらも見張りを続けた、





魔族領の森の中、


3人の魔族が走っていた、


「2人とも急いでください!

急がないとあれの封印が完全に解けてしまいます!」


先頭を走っている女性が後ろの魔族の女性に早口で言う、


「これでも全速力です!

お嬢様!」


「もっとです!」


更に走る、


「できればお父様を倒した者もいて欲しかったのですが、」


「お嬢様、

気を落とさず、

今は封印のことに集中しましょう、」


「そうですね、

急ぎましょう!」


魔族達は森に中を走り抜けた、


しばらく走った先には小さな祠があった、


「お父様も余計な物を残しましたね、

自分が殺されて1年以内にこれの封印が解ける魔法をかけていたなんて、

お父様の日記を発見できたのは唯一の救いです、

おかげで発見できました、」


魔族に女性は祠の前に立って手をかざして、


「壊します、」


魔法を詠唱する、


そして、


「ダークセイバー!」


魔族の女性は魔法を唱えると漆黒の剣が祠に向かって飛んでいく、


しかし、


漆黒の剣は祠に目の前に来ると突然吸い込まれるかのように消えた、


魔族達は驚く、


そして、


祠が輝き出す、


「まさか!

私の魔力で反応するようにしたの!?」


「お嬢様!

下がってください!」


後ろで控えていた2人の魔族が魔族の女性を引っ張ってその場を離れる、


祠の輝きは強くなりそして祠が爆発する、


飛び散った破片が魔族に当たる、


「大変!

急いでバークリートに知らせないと!」


「もう遅いです!

今から伝えに行ってもすでに遅いです!

それより私たちが危ないです!

今のがきっかけであれが目覚めてしまいます!

魔物達は更にあれから逃げるために北のほうに逃げるはずです!

ここにも魔物の群れが来ます!

そうしないと私達も巻き込まれてしまいます!」


魔族の女性に言われて魔族の女性が唇を強く噛む、


「わかりました、

バークリートは諦めます、

周辺の五家危険を知らせます!

変装の魔道具を各自持って行きます!

1人でも犠牲者を減らします!」


魔族の女性は2人に伝えると2人は強く頷く、






ウインディア領の森で、


「うん?」


風精霊のシルフは魔族領の方向を見る、


シルフは何かを感じた、


「早めにあの子を呼んで来ようか、」


シルフはそう言って風を吹かして消えた、

3章も後編に入りました!


頑張って書き続けます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ