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シルフ

かなり短いです、

シルフside


いたたたた、


あれだけ治癒魔法をされてもまだ痛いや、


僕は学園の医務室で横になっている、


あそこまでされたら言い訳しない、


僕の負けだ、


スピードに自信があったのに向こうが速かった、


魔法も僕より強い、


精霊として自信がなくなりそう、


当の本人は僕の横で泣き疲れて寝ている、


こんな子供が僕を倒すなんて普通は信じられないや、


でも僕は負けた、


僕はシルフィの頭を撫でる、


するとシルフィは嬉しそうな顔になっていく、


こうしてると子供だね、


シルフィ、


君はこれからもっといろいろなことを体験するよ、


辛いことも、


苦しいことも、


嬉しいことも、


楽しいことも、


君は経験する、


そう思っていると医務室の扉が開く音がした、


「シルフ様、」


マクスウェルだ、


「お身体は大丈夫ですか?」


「大丈夫だよ、

精霊をなめないで、」


あれくらいなら死なない、


「そうですか、

他の先生方に説明するのが大変でした、

シルフ様が来たことを隠してなんて説明すればいいのか悩みました、

もし来たことが知られればここに人が殺到します、」


どうりで医者がいないわけだ、


マクスウェルが根回ししたんだ、


「それでシルフ様、

シルフィード殿はシルフ様に認められたんですか?」


「前から認めてるよ、

この戦いは負けるとわかってたから、

魔力の量もそうだけどあの子の戦い方も僕を驚かせたよ、

僕が知っている限りでは武神だけだよ、

拳で戦うのは、

あの幽霊は何者?

異世界から来たのは知っているけどなんであんな戦い方を知ってるの?」


ずっと疑問だった、


異世界人だからってあそこまで強くない、


マクスウェルは難しい顔をする、


「それは本人に聞いてください、

私の口からはなんとも言えません、」


「知ってるんだね、」


「はい、」


マクスウェルからはこれ以上聞けないかな、


「そう、

ありがとう、

そろそろ僕は行くね、」


僕はそっとベットから起き上がる、


「お気をつけて、

シルフ様、」


「うん、

バイバイ、

シルフィ、」


僕は医務室の窓から静かに去った、

ここ最近執筆が遅くなる、


今後更新が遅くなるかもしれません、


読んでくださる皆様にご迷惑をおかけします、

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