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模擬戦7

アスカレイヤとバーボルトが戦っている頃、


シルフィードとマクスウェルお互い向き合ったままでいた、


「向こうはやっているのう、」


「はい、

アスカちゃんがバーボルトさんに食いついています、

何度吹き飛ばされても立ち上がっています、

諦めていません、」


シルフィードは嬉しそうに言う、


「そうじゃな、

それじゃあワシらも行くかのう、」


マクスウェルは杖を構える、


「はい!」


シルフィードは周りにファイアボールを展開する、


マクスウェルは各種属性のセイバーを展開する、


そして、


「行くのじゃ!」


「行って!」


2人の声で魔法が一斉も動く、


2人の魔法同士があたり爆発音が響く、


シルフィードはファイアボールの放つ量を少なくする、


今までマクスウェルのセイバーを全て壊してきたが何個か壊せずにシルフィードの元に向かう、


マクスウェルは妙に思った、


なぜファイアボールの勢いを抑えたのか、


その答えがすぐにわかった、


シルフィードは向かってくるセイバーを片手で掴みその場で高速で1回転してマクスウェルに投げ返した、


手で魔力を覆うことで魔法を掴むことができる、


シルフィードがファイアボールを抑えた理由はマクスウェルのセイバーをわざと壊さずに自分のところまで飛ばしてそれを掴み投げ返す、


投げ返したセイバーは向かってくるセイバーにあたり壊れる、


魔力を覆っているため消費が少ない、


何個かファイアボールで壊しているため向かってくる数が少ない(それでも数十本はくる)


そのため動いてもそれほど体力を消耗しなかった、


マクスウェルは自分の魔法同士で壊れることをわかったためすぐに魔法を止めた、


シルフィードも魔法が来なくなったためファイアボールを止めた、


しかし別の魔法を行う、


シルフィードは聖属性以外の各種属性のセイバーを自分の周りに展開する、


そのままゆっくりとシルフィードの周りを回るセイバー、


そして上空に上がるが様子が違った、


セイバーの下に何かが繋がっているようにマクスウェルは見えた、


それが高く高く螺旋を描いて空まで昇っていく、


マクスウェルはセイバーの下を見て目を見開く、


それは各種属性のセイバーだった、


それが鞭のように交わり空高くまで伸びていく、


そして止まる、


驚いて固まるマクスウェルに、


「いくよ!

おじいちゃん!」


シルフィードが声をかける、


その声に我に帰るマクスウェル、


シルフィードが指をマクスウェルに向ける、


それと同時にセイバーが蛇のようにマクスウェルに襲いかかる、


マクスウェルはとっさにストーンウォールを展開するも貫通される、


更に剣のように横に斬り裂かれてストーンウォールは消滅する、


そして土竜のように地を潜り地面の下からマクスウェルに襲いかかる、


マクスウェルは転がるように避ける、


そしてシルフィードを見る、


シルフィードの周りを8本のセイバーの鞭が渦巻いている、


更に、


シルフィードは胸に何かを抱えていた、


いつの間に出していたのか、


マクスウェルはそう思った、


見ているだけで力が湧いてくるもの、


マクスウェルはあることを思い出した、


今ここに8属性のセイバーがある、


しかしシルフィードにはもう1つある、


マクスウェルの額に冷や汗が流れる、


マクスウェルの中に危険信号が出ている、


シルフィードは胸に抱えているものをゆっくりと上空にあげる、


そして、


「オリジナル魔法!

いくよ!

セイントセイバー!」


シルフィードが叫ぶとそれが輝きだす、


それが剣の形をしていく、


そしてその剣が連なり他のセイバーと同じ鞭のようになる、


「いくよ!

E・ヒュドラ!」


シルフィードが叫ぶとセイバーたちがうねりマクスウェルに襲いかかる、


E・ヒュドラ(エレメント・ヒュドラ)


9本のセイバーを幽霊さんの世界の神話に出てくるヒュドラに見せかけた混合魔法、


その効果は敵を貫き、


斬り裂き、


締め上げる、


幽霊さんがどこまで他の属性を合わせることができるか試した結果がこれ、


今のシルフィードの魔法の奥の手、


聖属性の魔法を使っているため他のセイバーの強度が半端なく強くなっている、


ちなみに、


8本のセイバーの場合はE・オロチ(エレメント・オロチ)になる、


マクスウェルの危険信号が最大になっている、


しかしそれ以上に好奇心が勝った、


100年前の戦いにドラゴンと戦った時以来の心臓の高鳴りがマクスウェルを高騰させる、


マクスウェルは各種属性のランスを展開する、


セイバーでは役に立たないとすぐにわかった、


ランスがヒュドラを襲う、


ランスが壊れる、


ヒュドラがマクスウェルに襲いかかる、


その速さは先ほどより格段に速くなる、


マクスウェルは避ける、


しかし地面からも襲いかかる、


さすがにもろに当てるとマクスウェルが危険なので掠る程度で済ましている、


地面からの突き刺しがマクスウェルの太ももを掠める、


マクスウェルはしかめっ面をしてすぐに行動に起こす、


掠めたヒュドラに向かってアースランスを突き刺す、


ヒュドラの首がもげる、


マクスウェルは内心喜んだがすぐに驚きの顔になる、


突然だが、


なぜこの魔法にヒュドラの名前を入れたか、


ヒュドラは首を一斉に切らないとすぐに再生する、


しかも首が増える(本当かどうかわからない)


マクスウェルはヒュドラを知らない、


もしヒュドラを知っていてこの名前が出たのならすぐに対策を立てるだろう、


知らないことがマクスウェルを地獄に落とす、


もげたところから2本の首が生えた、


それがマクスウェルを襲う、


セイントセイバーが他のセイバーを驚異的な回復力で再生させた、


聖属性、


今では治癒魔法と言われている属性、


それを利用した究極の手数魔法、


驚いているマクスウェルをヒュドラが襲う、


体を掠めてローブを裂く、


マクスウェルは負けじとランスでは応戦、


しかし弾かれるか壊れる、


最悪の場合は増える、


好奇心は猫をも殺す、


この場合は好奇心は自分を殺す、


だがマクスウェルは簡単には負けなかった、


再生しても、


増えても、


めげずに攻撃した、


マクスウェルはランスの上の上級魔法のブレードを無詠唱で行う、


まだ未完成のため威力は本来の威力よりないがランスよりある、


それで斬りかかる、


一斉に斬れる首だがセイントセイバーの回復力で再生する、


何度もブレードを放つマクスウェル、


ヒュドラの首が数え切れないほどになる、


マクスウェルの魔力はアスカレイヤとの戦いで少し消耗しているためなくなりそうになっていた、


シルフィードはそれに気付いていた、


だからこう言う、


「おじいちゃん!

みんなの戦いのラストラウンドだよ!」


その声はみんなに聞こえた、

どうしてこうなった?


模擬戦が長くなった、


とりあえず次で模擬戦を終わりにします、

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