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模擬戦6

バーボルトの斧を防いだアスカレイヤ、


「今度は私がお相手します!」


アスカレイヤは無詠唱のライトセイバーをバーボルトに放つ、


バーボルトは急いでアスカレイヤから離れて斧を盾にしてライトセイバーを防ぐ、


斧を盾にしたせいで視界が遮られたバーボルト、


アスカレイヤはその隙にバーボルトの横に移動して斬りつける、


バーボルトは慌てて後方に避ける、


アスカレイヤは続けて突きを行う、


バーボルトは横に避けて斧で反撃しようとするがライトセイバーが飛んできたため驚きながら避ける、


更にアスカレイヤは攻める、


魔法と物理のコンボがバーボルトを襲う、


バーボルトは一か八か斧を盾にしてアスカレイヤに向かって突っ込む、


まさかの行動にアスカレイヤはバーボルトの突っ込みを避ける、


バーボルトはアスカレイヤに避けられたとわかり止まってアスカレイヤに向き直る、


「驚いたぜ、

ここまで戦えると思わなかった、

足手まといの言葉を撤回しよう、」


「ありがとうございます、

ですがバーボルト様は簡単に防いでいます、

これが経験の差なのですね、」


「そうだ、

これからアスカレイヤ様もその経験をしていく、」


バーボルトはニヤッと唇を吊り上げて斧を構える、


「はい、

バーボルト様、

それではこの戦いも経験にさせていただきます!」


アスカレイヤはレイピアを構える、


バーボルトがアスカレイヤに向かって走り出す、


アスカレイヤも走り出す、


バーボルトが斧を振りかぶる、


アスカレイヤはレイピアで防ごうとする、


「そんな細い剣なんぞ簡単に折れるぞ!」


バーボルトはフルスイングした、


アスカレイヤはレイピアに魔力を込める、


斧がレイピアにあたりアスカレイヤは横に吹き飛ぶ、


「キャッ!」


小さな悲鳴をあげるもうまく着地する、


「なんだその剣は?

そんな細い剣で斧が防げるはずがない!」


アスカレイヤのレイピアに驚くバーボルト、


いくらミスリル製のレイピアでも斧で叩き斬られたら折れる、


しかしこのレイピアは違う、


幽霊さんが刻印を入れてある、


魔力を流すほど強度が上がるレイピア、


マクスウェル曰く魔剣とのこと、


「これは特別製です!」


アスカレイヤは走り出す、


バーボルトは斧を構えて待つ、


アスカレイヤが斬りかかる、


バーボルトはそれを斧で弾く、


アスカレイヤは更に突きをする、


バーボルトは斧で防いだ後、


斧の側面でアスカレイヤを叩く、


アスカレイヤは腕で防いで少しよろめく、


バーボルトは更に柄の部分でアスカレイヤを叩く、


アスカレイヤは脇腹を叩かれてよろめく、


ここぞとばかりにバーボルトは攻める、


斧を振り上げる、


アスカレイヤは痛みをこらえてレイピアの柄を両手で持ち横に構えて防ごうとする、


その際に魔力を流す、


バーボルトは斧を振り下ろす、


アスカレイヤのレイピアにバーボルトの斧があたる、


アスカレイヤは振り下ろされた斧の重さに耐えきれずレイピアに先端が下に向く、


斧も下に行き地面に刺さる、


アスカレイヤはその隙にバーボルトに突きを入れる、


バーボルトは素早く躱すも脇をレイピアが掠る、


斧を抜いて一旦距離を置くバーボルト、


アスカレイヤも深追いをせずに距離をおく、


「まだまだ見破りやすい攻撃だが相手の隙を見ては攻撃をする、

一国の姫ではできないやり方だ、

魔法も使う連携攻撃、

正直これは驚いたぜ、

これをできるのはシルフィードだけかと思っていた、」


「この戦い方をここまでするのにはすごく時間がかかりました、

一緒に修行してくれた方に何度も倒されました、

何度も服に泥や土がつきました、

体にいっぱい傷ができました、

それでも頑張りました、

シルフィのお師匠様の言葉です、

努力は身を結ぶ、

小さな努力が今の結果になっているのです!」


アスカレイヤは再びレイピアを構える、


その周りに無数のライトセイバーを出す、


バーボルトは面白いと言わんばかりにニヤリと唇を吊り上げる、


「アスカレイヤ姫がどれだけ努力したかこの戦いでわかった!

来い!

今から姫としてでなく1人の戦士として戦ってやるぜ!」


バーボルトが斧を両手で持ちアスカレイヤめがけて走り出す、


アスカレイヤはライトセイバーをバーボルト目掛けて放つ、


バーボルトは斧を盾にしながら走る、


アスカレイヤはライトセイバーを放ちながら走る、


バーボルトがアスカレイヤめがけて蹴りを行う、


アスカレイヤは避けるがバーボルトは続いて斧の柄で殴る、


アスカレイヤはレイピアを待っていない方の手にライトセイバーを出してその攻撃を受け止める、


アスカレイヤは続いてレイピアで攻撃する、


バーボルトは腰に隠しておいた短剣で防ぐ、


バーボルトが再び蹴りをアスカレイヤの腹部にめがけて行う、


防ぐことができなかったアスカレイヤは蹴りを避けることができず腹部を押さえる、


バーボルトは更に攻める、


短剣でアスカレイヤを斬る、


アスカレイヤは反応に遅れたがなんとか避ける、


しかし腕を掠めた、


微かな痛みがアスカレイヤの腕に走る、


バーボルトが斧を振り上げる、


アスカレイヤは腕を押さえながら避けるために移動する、


しかしバーボルトはそれを読んでいたかのように斧の振り上げをやめて側面で叩いた、


叩かれたことによりよろめくアスカレイヤ、


追い打ちおかけるようにバーボルトはアスカレイヤに蹴りを入れる、


アスカレイヤはライトセイバーを放ち蹴りを阻止する、


更にライトセイバーを放ちバーボルトに攻撃する、


バーボルトは避ける、


すべてのライトセイバーが床に刺さる、


アスカレイヤは何かを思いついた、


アスカレイヤはライトセイバーを大量に放つ、


バーボルトは難なく避けていく、


刺さっていくライトセイバー、


「どうした!?

デタラメに放っても当たらんぞ!」


バーボルトがそう叫ぶがアスカレイヤはライトセイバーを放ち続ける、


そしてアスカレイヤはライトセイバーを放つことをやめた、


バーボルトがこの機を逃さないとばかりに走ってくる、


しかし、


アスカレイヤはそれを待っていた、


「シャインランス!」


「何!?」


光属性の中級魔法、


シャインランス、


アスカレイヤなら使えるが無詠唱になるとどうだろうか、


しかし、


バーボルトの足元から出てきた巨大なシャインランス、


バーボルトは慌てて避けたがその大きさは普通に発動したものより数十倍大きい、


見物席の人達もアスカレイヤの戦いにも驚いたがこの光景にも驚いて口が閉じなくなっている、


バーボルトがシャインランスが出てきた地面を見る、


そしてわかった、


魔法に詳しくないバーボルトでもわかった、


ライトセイバーで巨大な魔法陣を描いていた、


魔法が発動する条件は無詠唱を除いて2つ、


1つは長い詠唱を言って発動すること、


もう1つは魔法陣を描いて魔力を込めることで発動すること、


アスカレイヤのライトセイバーはよく見ると剣の柄と柄、


刃と刃が触れ合っている、


更にライトセイバー自体にアスカレイヤの魔力が篭っているため魔力を流すことはない、


そのため言葉1つで発動した、


「頑張りました、

何度も魔法陣を見て覚えました、」


アスカレイヤは周りに無数のライトセイバーを出す、


「何度も失敗しました、」


アスカレイヤはレイピアを構える、


「私はまだまだ弱いです、

ですから色々なことをします、」


坦々と話すアスカレイヤ、


「これがその1つです!」


再びライトセイバーを放つアスカレイヤ、


バーボルトは驚きもあるがシルフィードの次に戦いが面白いと思ったことはなかったため内心興奮していた、


「いいぜ、

来い!

アスカレイヤ!」


2人の第4ラウンドが始まった、

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