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模擬戦2

キーワードに百合を加えようかな?

更衣室に入ったシルフィードとアスカレイヤ、


「ごめんなさいシルフィ、

勝手にあんなこと言って、」


更衣室に入るなりすぐに謝るアスカレイヤ、


「本当はシルフィが1人で戦うのが嫌だったの、

シルフィが勝つのはわかっています、

でも、

何か嫌なんです、」


アスカレイヤは自分の中にある何かを言おうとしたがうまく言えなかった、


アスカレイヤにとって初めてのことだからだ、


初めてできた友達が戦う、


たとえ負けないと負けないとわかっていても心配でならないのだろう、


シルフィードが心配だからアスカレイヤも戦うと言いだしたのだろう、


「アスカちゃん、」


シルフィードはアスカレイヤのそばに寄ってそのまま抱きついた、


「シルフィ?」


「アスカちゃん、

レイクリードで頑張って修行したんだね、

出会った頃より魔力が多くなってるのわかるよ、」


シルフィードはアスカレイヤの胸に顔を埋めながらそう言う、


「私はまだまだです、

まだマクスウェル様にも届きません、

それに、

バーボルト様より実践経験もあまりありません、

口ではあぁ言いましたがバーボルト様の言う通り、

シルフィの足手纏いになるのではないか心配です、」


アスカレイヤはシルフィを無意識に抱きしめる、


修行して半年しか経っていない、


出会った頃より強くはなっているものの本人が言った通り実践経験があまりない、


訓練の相手はシウルや城にいた兵士や騎士、


兵士や騎士での勝率は6割くらいだがシウルとの勝利は2割ほどになる、


「アスカちゃんなら大丈夫だよ、

もし危なくなったら私が助けるよ、」


「でも、

シルフィが大変になるのでは?」


「師匠は仲間の弱点を補うことも修行だって言ってました、

それに嬉しいの!

こうやって一緒に戦ってくれるの、」


シルフィードはそう言ってアスカレイヤの顔を見上げて背伸びをして頬の口付けをする、


アスカレイヤは顔を真っ赤にしてそっと口付けされた頬を撫でる、


「いきなりです、

シルフィ、」


「今度は勝利のおまじない、

一緒に勝とうよ!

アスカちゃん!」


シルフィードの満面の笑み、


アスカレイヤは先程までの気持ちが嘘のようになくなり、


「はい!

絶対に勝ちましょう!」


シルフィードと同じ満面の笑みを浮かべた、


それを見ていた幽霊さんは、


(なんだろう、

シルフィがなんか危ない道に入っているような、)


幽霊さんの目から見たら2人の周りに百合の花が無数に咲き誇っているように見えた、


(禁断の関係に入っていけ〜!)


虎炎がワクワクしたような声を出す、


(煽るな、

それよりシルフィ、

あれをアスカに渡してやってくれ、

模擬戦中に違和感があったら直したいし、)


(うん、)


シルフィードはキツネ耳と尻尾を出して浴衣をアスカレイヤに渡す、


「アスカちゃん、

師匠からだよ、」


「これってユカタ?」


(着せ方はシルフィが教えてやってくれ、

男が女の子の裸を見るわけにはいかんだろ、)


(でも私の裸をたまに見てますよね?)


(シルフィには悪いと思っているが体つきが変わると戦い方に影響があるからな、

ぶっちゃけるがシルフィは今の体型のままでいてほしい、

大きくなると速さが活かせなくなるし戦い方を変えないといけない、

この歳まで背も体重も変わらないからすごくホッとしている、

もし何か変わってるかもしれないから月一で見ているんだ、

もし嫌なら今日からやらないよ、)


(大丈夫だよ、

師匠のこと信頼してるから、

きっと必要なことだと思ってたから、)


(ありがとう、

シルフィ、)


幽霊さんはシルフィードにそう言われて安心した、


「アスカちゃん、

私が着せてあげるね、」


「は、はい、

お願いします、」


シルフィードの前で下着姿になるのが恥ずかしいのかそれとも先ほどの口付けの余韻なのかわからないがアスカレイヤは頬を赤くしている、


シルフィードに背を見せてアスカレイヤは服を脱いでいく、


幽霊さんは更衣室から出て行っていない、


アスカレイヤは服を脱いで下着姿になる、


体は小さな傷がまばらについている、


「アスカちゃん、

傷がいっぱいついてるよ、」


「シルフィに追いつきたくて少し無茶をしました、

シウル様に引っ掻かれたり騎士の剣をかすったりしました、」


アスカレイヤは悪いことをしたような顔をする、


一国の姫の体の小さな傷、


綺麗な体についた傷はアスカレイヤの努力の結晶なのだろう、


シルフィードはその背中を見て近づいてその背中の傷に短く口付けをする、


「えっ!?

シ、シルフィ!?」


アスカレイヤは戸惑う、


さらに舐めたり優しく傷を撫でたりする、


するとアスカレイヤは心の中から暖かい何かがこみ上げる、


優しく内側から癒してくれる暖かい何か、


シルフィードは魔法を使っていない、


慈しむ、


感謝、


アスカレイヤの心に嬉しく、


優しい物が入ってくる、


しばらくして、


「アスカちゃん、

ありがとう、

こんなに頑張ってくれたんだね、」


その言葉がアスカレイヤにとって嬉しかった、


「それじゃあ浴衣を着せるね、」


アスカレイヤは嬉しそうに頷く、


更衣室の外で幽霊さんは聞き耳を立てながら、


(危ない道に入ってる、)


少しうなだれた、

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