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シルフィードVSワイバーンの群れ 2

ユニークが2000超えました、


みなさんありがとうございます

シウルにまたがったシルフィードとアスカレイヤは屋根から屋根へと移動している、


アスカレイヤはシルフィードに強くしがみつく、


街の人達は驚きの声を上げるがシウルは気にせず移動している、


街を巡回していた兵士も驚いてしまいシウルをただ見送っていた、


全く仕事(シウルを追いかけるなど)をしない給料泥棒な兵士、


幽霊さんはこの国が大丈夫か心配になった、


シウルが次に飛び移ったのは街を守る壁、


壁の上の兵士はシウルが飛び移った事に気付くも驚きただの置物のように動かなくなった、


シウルは邪魔そうな顔をして兵士の真上を跳んで移動する、


更にこの国が大丈夫か心配になった幽霊さん、


シウルがたどり着いた場所、


城近くにある見張り台、


壁よりも高い見晴らしがいい場所、


その上は人が10人くらい乗れるところ、


シウルが乗ってもまだスペースが空いている、


シルフィードはアスカレイヤの手をとりシウルから降りる、


「昨日からここの持って見たかったんだ、」


シルフィードは壁の上を上がってからここに目をつけていた、


幽霊さんは下を見下ろして、


(人がゴミの・・・)


(マスター、

それ以上言うとわかってますね?)


名作映画の一言を言おうとしたら氷龍が声を聞いただけで周りの空気が急に冷える感覚に陥るドスの効いた声を幽霊さんにかける、


霊体で温度を感じない幽霊さんは思わず腕を組んで震えだした、


氷龍は意外にも映画好きだった、


主にアクション要素が多い物が好きでそのアクションを幽霊さんに強要するくらいである(韓国の俳優や合気道を習ったアメリカ人など)


名作映画は氷龍も見たが子供騙しと言いつつなんどもそのシリーズを見たくらいにはまっている、


たまに幽霊さんが他のシリーズの名台詞を言おうとするとこのように止める、


(あのメガネのセリフを言っていいのはあの声優だけです、

マスターのような三流以下の人が言わないでください、

もっともマスターは三流どころか声優ですらないですし、

そもそもその声であのメガネの役になりきらないでください、

虫唾が走ります、

マスターのその声に合うセリフはありません、

今から声優になろうとしても無駄ですよ、

マスターは幽霊ですから、

マスターは今から人を驚かす練習をすればいいのです、

幽霊らしく、)


(お前はそこまで長々と俺に対して嫌味を言うのか?

ただちょっと最後に目をやられて落とされ死んだ男の真似をしようとしただけだろ?)


(それが許せません、)


幽霊さんは苦笑するしかなかった、


その腕は未だにさすっている、


そんなコントのような会話の隣でシルフィードは街を眺めているとアスカレイヤがシルフィードの服をチョンチョンと引っ張る、


「シ、シルフィ・・・」


シルフィードが振り向くとアスカレイヤが後方を指差す、


シルフィードはその方向に目を向けると鳥らしきものが見える、


しかも1匹2匹ではなく数十匹以上見える、


「あれがワイバーンだ、」


シウルが言う、


アスカレイヤはワイバーンの数に恐怖で震えているがシルフィードはワイバーンの群れを見て考えていた、


そして閃いた、


シルフィードはキツネ耳と尻尾を出して集中して風魔法を使用する、


過去にウインディア領で鳥を狩ろうとしたシルフィードが風魔法で乱気流を発生させて落とそうとしたら思わしくない成果になった、


そのことを幽霊さんに言ったら幽霊さんはこう言った、


鳥は乱気流の時に翼を体の下に畳み込んで飛行を安定させる、


それをウィングタック(wingtuck)と呼ぶらしい、


更に鳥の翼は柔軟性があるため乱気流内でも危なげなく飛ぶことができる、


もし鳥を落とすのなら下降気流(ダウンバースト)で地面に叩きつけることをお勧めすると言った、


シルフィードはそこから考えた、


もし翼が硬かったら、


もし翼をたたむことができなかったら、


乱気流で落とすことができるかもしれないと、


ワイバーンは鳥のように羽の翼ではない、


更に翼をたたむことができないはず、


シルフィードはそう考えてオリジナルの風魔法『タービュランス』を無詠唱で使用した、


幽霊さんはシルフィードが何をしたいかわかったためここを離れて何かを探し始めた、


もともとこのタービュランスは幽霊さんが発案した魔法だ、


風魔法は一直線にしか飛ばないが幽霊さんはシルフィードの風の加護に注目した、


風精霊のシルフ曰く、


風魔法が少しうまくできたり風を少し操ることができるとのこと、


幽霊さんは風を操るに着目してタービュランスを作り出した(口で説明するのが大変でした、)


ワイバーン達はいきなりの気流の乱れに戸惑い始める、


更に強く気流が乱れる、


ワイバーン達はうまく飛行ができなくなり他のワイバーン達にぶつかる、


更に、


一体のワイバーンの首が飛んだ、


シルフィードが真空波を飛ばした、


更にフレアサイクロンやフリーズサイクロン、


ライトニングサイクロンやロックサイクロンを無詠唱で使用、


ワイバーン達は炎に焼かれて吹雪で凍りつき、


雷で焦げ付き、


岩に貫かれる、


更にシルフィードの真空波で首を飛ばされる、


逃げることも進むこともできないワイバーン達、


アスカレイヤとシウルは口を開けて呆然とこの光景を見ていた、


すべてのワイバーンが地面に落ちた、


しかし、


地面に落ちた中に生きていて起き上がろうとしているものもいる、


シルフィードは空を指差した、


アスカレイヤとシウルはつられて空を見る、


そして一気に指を下に降ろすと、


空から何かが降りてきてワイバーン達を潰した、


下降気流(ダウンバースト)


しかも気圧を圧縮しまくったため押しつぶすではすまない、


ワイバーンは潰れた、


文字通りの意味で潰れた、


放送できないぐらいのグチャグチャな姿になった、


下降気流(ダウンバースト)を放った場所には巨大なクレーターができた、


「これでいいかな?」


シルフィードは満足そうな顔をした、


シルフィードが後ろを振り返ると、


「「・・・」」


1人と1匹が放心状態になっていた、


「どうしたの?」


シルフィードは聞くが未だに唖然としている、


しばらくして、


「はっ!?

私は夢でも見ていたのですか?」


「我もだ、

ワイバーンの群れがこうも簡単に倒されると思わなかった、」


それぞれ感想を言っている、


するとそこに幽霊さんが戻ってきた、


(シルフィ、

いい情報だ、

国王を見つけた、)


(本当ですか!?)


シルフィードは念話で幽霊さんに返事をした、


(ここの下に水路がある、

その水路は地下牢に繋がっている、

そこに国王がいた、

だが同時に魔族らしき重装備の兵士がいた、

気をつけてくれ、)


シルフィードは小さく頷く、


「アスカちゃん、

今からお城に入るけどここの下の水路から行くね、」


「わかりました、

ですが私は水路を案内できないのです、」


アスカレイヤは落ち込むが幽霊さんがシルフィードをじっと見つめる、


シルフィードは幽霊さんが何を言いたいのかわかった、


「大丈夫だよ、

行き当たりばったりって言葉があるの、

きっとなんとかなるよ、」


根拠がないのにアスカレイヤはなんとかなるような感じに包まれた、


アスカレイヤは笑った、


「シルフィ、

シルフィならきっとなんとかしそうですね、

私はシルフィを信じます、」


シルフィードは笑顔を見せてアスカレイヤの手をとる、


「行こう!

この国を守るために!」


「はい!

私の大好きなこのレイクリードを守るために!」


アスカレイヤはシルフィードの手を強く握りなおした、


シルフィードはアスカレイヤをシウルの背中に乗せてからシウルにまたがる、


「シウル!

下の水路に向かって!」


「承知した、」


シウルは一気に下の地面なで降りて大きな溝を越える水路に入り走った、



この話の気圧の話は調べて端折って書いています、


これだけではわからない場合は感想に書いてください、


もう少し詳しく書きます、

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