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私と師匠  作者: 水守 和
第2話 蔑みの水刃
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成就する想い

「……本当に倒してあるとは……」


 フィッテ達が激闘を繰り広げた『危険地帯』にて、青を基調としたスーツを着用した若い男女が調査を行っている。

 互いが寄り添うように倒れた『バルダリア』『エルレーコ』の体を隅々まで調べている時、男性の疑い気味の発言を聞き女性の一人が口を開く。


「そうですねぇ。特にバルダリアを倒した人は相当強いか、隙を突けたのでしょう。……私が注目するのはここです」


 スッと指差した先、腕の部分が鋭い刃物で斬ったように綺麗な断面が露出していた。

 

「あの獣が強いのは周知の事実、知らないとしたら初めて踏み入れたか情報不足か……どちらにせよ、正面衝突では避けるか防御されてスパッと斬れないはず」

「あ、ディノリス。腕だけでなく体に九つの穴が穿ってあったり、滅多刺しになってる部分にも注目するのはどうだろ~?」

「あら、ワピネさんが興味を持つなんて」


 以外だ、とばかりに口に手を当てて驚くのはディノリスと呼ばれた女性だ。

 振る舞いの一つ一つに激しさとは無縁な落ち着きを払っている。

 ワピネは土色の階段を作成して、上から見下ろしていた。

 こちらは行動に子供っぽさを表しつつ、それが顔にも影響されておりフィッテ達と同年代と言われても違和感がない顔立ちだ。


「もう一匹のエルレーコはアレかも。継続的にダメージを与えて、終盤で頭を狙って一気に始末した感じがあるよ~?」


 更に空中で土の通路を作り、鳥の方まで走っていき遠くに聞こえるように叫ぶ。


「ワピネ、助かる! 素材を回収して戻ってきてくれ!」

「はいはい、っと」 


 のんびりと急ぐ様子を見せず、土の通路から飛び降りると通路がぼろぼろと崩れていった。




「エルケテさん、一つ……いいでしょうか」

「模擬戦はダメだ」

「……ケチですね。これほどの実力を持つなら私が味見するぐらい、いいじゃないですか。一回だけ、一回だけですよ?」

「……何が一回だ。この前だって請負七士の女性を完璧に負かせて、泣いて帰らせた人に戦わせられるか」


 だって……と呟くが、ワピネが帰ってきたのでこれ以上は言い合いせず素材に目を向ける。


「このぐらいですけど、いいですか~?」

「白巨鳥の肉片2個、羽5本、尻尾1本か……これだけ取れれば献上分は問題ないだろう」

「エルケテさん、私達も取りましょう」

「待っててくれ」


 言うが速いか、エルケテは刃が半月状の特殊な短剣を構えて持ち帰れそうな素材を吟味する。


「爪は硬いから恐らく無理だろう、定番の体毛を数本と皮膚を数枚頂く」


 作業が終わるまでやや時間を要するのか、エルケテは黙々と取り掛かっている。

 ディノリスは彼の仕事を見ながら、今日はどういう人を味わおうかと悩んでいると後方から抱き付かれた。


「どうしてわたしだけを見てくれないんですか~? 魅力ですか~? 戦闘能力ですか~? それとも、本当に好きな人が出来たとか~?」

「ワピネさん。私は一線を超えた貴女を特別扱いしていますよ? それとも私の『趣味』にケチを付ける気が?」

「ディノリスの『女性と模擬戦したい』という趣味は容認していますよ~? でも、最近度を越えてる気がしたので気になりまして~」


 エルケテの素材取りが終了したらしく、怪訝な目でこちらを見ているのでディノリスはワピネへと振り向いて淡いキスを交わす。


「今は『アレ』に向けて耐えてくれないでしょうか」

「ん……約束は守ってくれるので我慢はしますけど~」

「ええ、終わるまで待っててくれれば必ず」


 やった~とディノリスに再び抱き付く様は子供そのものだ。


「……引き続き調査を行うが、他に気付いた点はあるか?」

「はいはい~、エルレーコの首元に赤色のネックレスがあったよ」

「あら、それならバルダリアの首元にも赤色の首飾りが……」

「……関連性がありそうだ。念のため、持ち帰って報告しよう。異論は?」


 女性二人が首を横に振るとエルケテは早速行動に移った。






「……以上で報告を終わります」

「ああ。冗談や嘘では済まなそうだ。元々『危険地帯』は一つの小さな町で、悪名高いチーム『クローズドナイツ』が攻め込み壊滅させた情報と照らし合わせると……」

「まだ生きている、というのですかアイツ達が」

「分からん。もしくは誰かが跡を継いだ可能性もある」


 局長室でエルケテはガンセに調査を結果を伝える。

 ガンセも追加の情報を話し、一つの結論に至り次の目的地を考えた。


「近々イベントがある、もしくは予定している所は」

「アリーエの町が半月後に創造魔法の大会、ディーシーの町で一月後に漁感謝祭があります」

「ではアリーエの町に数人送り込む予定だ。……彼女達も連れて行ってもらえないか?」

「問題ありません。すぐに支度します」


 矢の如く飛び出していったエルケテを見送ると、自分の仕事に取り掛かるガンセだった。


「……何も、起きなければいいんだがな」












「死んで」

「待ってくれ……アンタは騙されている!」

「……」


 無言で振るわれた刃が闇夜に煌めく。

 赤毛の女性は黙ってやられる訳もなく、透明な盾で突き飛ばした。


「ぐっ!?」


 見えない武器で攻撃された女性は受け身を取り損ね、後方の水溜りに尻餅を着く。

 赤毛の女性が攻めてこないのに腹を立てたのか、自分の惨めさに我慢の限界を超えたのか声を張り上げる。


「貴女なんかいなければ! あの子が死ぬことはなかった! この弟子殺し!」

「……っ」


 悲痛な叫びが響き、闇に吸い込まれていく。

 赤毛の女性は図星を突かれたようで、顔を悲しく歪め盾を手放してしまう。


「何その顔!? 悲しいのは私の方だけど? 大切な人を殺されれば誰だって怒るに決まってるでしょ!?」

「…………違う、私じゃない」

「貴女以外! いないでしょ!」


 今度は喉元を狙い澄ました突きが放たれるが、顔の正面に壁を感じるように新しく作った双剣で防がれてしまう。

 

「……悪いんだが、私はまだ死ぬわけにはいかないのさ」


 返す刀で女性の衣服だけを切り裂き、その場に座らせて喉元に突き返した。


「敵わない、か……だったら」


 女性は諦めて自身で刃を迷うことなく腹部に貫通させ、どぷっ、と口から血を吐き出し倒れ込む。


「待っ……!」

「【ニードル……ソード】……」


 恨み言の代わりに放った魔法は、二人の女性を包み込む針状の剣を生成した。

 

「……」


 赤毛の女性は傍まで近付いてしまったので、回避は疎か防御すら許されない。

 決死の創造魔法を喰らい、赤毛の女性も地に伏した。

 








「……っ! ……何、あの夢……」


 フィッテは人が死ぬ夢を見て、思わず夜中に目が覚めてしまった。

 隣ですやすや心地良さそうに眠る、セレナの薄桃の髪を撫でると可愛い寝言が聞こえる。


「むにゃ……フィッテ~離さないよ~……」


 気になることがあったのでもうひと眠りせずに、セレナを起こさないようベッドから抜け出して眼鏡を掛ける。


(……あの人はレルヴェさん……だと思う。もう一人は、誰?)


 思案しながらドアの前まで来たので、一度セレナへと振り返った。

 先程と変わらぬ体勢で寝ており、起こさずに済んだようだ。


 セレナの上階である、レルヴェの部屋に向かうことにした。


 廊下は夜中だけ橙の明かりが点いていて、通行に不安が生まれるだけで全く通れない訳ではない。

 ゆっくり、廊下を進み、階段を上がり、目的の部屋の前まで来た。

 深夜で誰も居ない恐怖よりも、さっき見た夢の方が衝撃的で怖さなど吹き飛んでいて、これが肝試しだったら途中で帰っていただろう。


(……もし居なかったり、ドアが開かなければ引き返せばいい。居たら……ザヅさんについて聞けばいい)


 ドアノブを握り、回すと鍵は掛けていないようであっさりと開いてくれた。


「お、お邪魔します……、レルヴェさん、居ますか……? って」

「やぁ、フィッテじゃないか。どうしたんだい?」


 気になる人は見つかり、レルヴェは開け放った窓の縁に腰掛けている。

 フィッテはドアを閉めて彼女に近付く。


「レルヴェさん、今までどこに行っていたのですか?」

「護衛だったり、遠くに行っていたりと大忙しさ。そういうフィッテは大変だったようだねぇ」

「私はそれほどでも……セレナちゃん達の方が大変だったかと。あの……『危険地帯』にザヅさんを呼んだのはレルヴェさんですか?」

「私ではないねぇ。大方、私を恨む誰かだろうさ。むしろ私はあそこには行きたかったぐらいだけどねぇ……」


 良かった……と安堵するフィッテを横目で見た後、レルヴェは試すような目つきに変わった。


「大分前の話だが……フィッテ、請負五士にはなれそうかい?」

「ま、まだ三士ですけど……このまま順調にいけば近いうちにはいけそうです」

「フィッテ……もし良かったらだが、私と付き合ってくれないかい?」







 思わず付き合ってくれ、と言われて私にはセレナちゃんが必要なのでダメです、と断ったが告白の流れではなかったようだ。


「……まさかそっちの意味で捉えるとは思っていなかったよ」

「何といいますか……ごめんなさい。その、付き合うとはどういった意味ですか……?」

「アリーエの町……少し遠いが、そこで開催される創造魔法を扱う大会に出てみないか、と思って誘ったわけさ」


 レルヴェからの誘いはとても嬉しいし有り難いが、自分だけ行ってもいいのだろうか。

 フィッテが所属する『ハッピープレース』のメンバー、イコイやフィッテの大事な人であるセレナ、他を挙げたらきりがない。

 それに大会、と聞くとどうしてもレルヴェ達のような強者揃いしか出てこない印象を受ける。 


「……折角のお誘いですけど、断……」

「断らせてもらいます、かい? 私は勿論出るが……フィッテ達の初心者クラスでも参加可能なランクもある。無理強いはしない、もし都合が付きそうなら行くと楽しめると思うさ」

「……その、他の皆さんと行っていいのなら……話してみます」


 まじまじとフィッテの顔を見た後、再び目線を窓の外に移すと満足そうに頷く。


「他の誰かも来てくれるといいねぇ、楽しめそうだ」

「レルヴェさんと戦いそうな人ですと……、イコイさん、カナメさん、ヴィーさん辺りでしょうか。私はいつかレルヴェさん達とも戦ってみたいですし」


 握りこぶしを作り、レルヴェを真っ直ぐ見つめると彼女はふふ、と笑った。


「いや……すまない。強くなったんだねぇ、と思ってね。……さて、フィッテは私を探していたようだが?」

「あ……ザヅさんの件で見てなかったのと、夜に目が覚めちゃって……もしかしたらレルヴェさんが帰ってきてるかもしれないと思いまして……」

「あの件は失礼な人物が居たものだ。私は居る時は居るから何かあったら相談に乗るさ」


 内心は分からないが、怒りは多少なりとも存在してもおかしくないはずだ。

 本人不在の間に、身に覚えのない犯人扱いされているのだから。

 

「ありがとうございます! そう言ってもらえて嬉しいです。すみません、長話をしてしまって……」

「いや、いいのさ。私で良ければ深夜のお話し相手になれるかもねぇ」

「こ、今回だけですよ! お、おやすみなさい!」


 ああ、おやすみ、と手を振ってもらってフィッテはレルヴェの部屋を後にした。














(……遅くなっちゃった。でも、レルヴェさんが居て安心したし……もうひと眠りしようかな)


 帰りの通路で嬉しくて思わず壁にぶつかりそうになったが、考え事をやめて部屋に戻った。

 セレナは寝ているようで、布団が膨らんでいる。

 彼女を起こさぬよう、ゆっくりと忍び足で近付いた時。






「どこ行ってたの?」

「っ、きゃあっ!」


 ドアは閉めているのに背後から声を掛けられて、フィッテは反射的に声を出してしまう。

 振り向いた先に、ドアの裏に隠れていたのかセレナは寂しそうにも、静かに怒っていそうにも感じられるほど目から説明を求めている。


「セレナちゃん……。び、びっくりした……」

「……私もびっくりしたよ? だって、起きたらフィッテがいなかったから」

「ご、ごめんね……。レルヴェさんの所だよ。黙っててごめんなさい」

「夜中に、レルヴェさん……? 嬉しそうにしてるあたり、見つかったんだね。……でも、こんな遅い時間でなくてもいいと思うな」


 彼女は最初納得がいかなかったが、ベッドに向かい腰掛けた。


「……ごめんなさい。セレナちゃんがこんなに怒るとは思わなかったから……」


 許してほしい、フィッテはその一心でセレナに抱き付く。


「フィッテ……怒ってるわけじゃない、怖いの。貴女が知らぬ間にどこかに行ってしまわないか、誰かと私以上に仲良くなっていないか、って」

「セレナちゃん」


 フィッテは肩を掴み、目を瞑る。

 セレナはそれだけで全てを察し、貪るように唇へ吸い付いた。


「ん……っ、フィ、ッテ……」

「ちゅ、ぅ……セレナちゃ、ん……」


 しばらくお互いの柔らかい唇を味わった後に、フィッテは優しく慎重にセレナを押し倒していく。


「ふ、ふふっ。フィッテ? 後ろはベッドだから、もうちょっと強く倒しても大丈夫だよ」

「っ、う、うん。こ、こう?」

 

 セレナはあまりにも弱く触れるものだから、ジェスチャーで示してみせる。

 その結果彼女が望む勢いで視点が切り替わり、フィッテの赤面と目が合う。


「……可愛い、縛りたい」

「……え」


 フィッテの可愛さに心臓が高鳴り、無意識で本心を口走ってしまいフィッテに驚かれてしまう。


「ち、違うの! せ、精神的! そ、そう!」

「……いい、よ? セレナちゃんがそうしてみたいんだよね? どうしても無理そうだったら私がお願いするから……。今はセレナちゃんの好きにしてみて?」


 照れながらも笑顔で応じるフィッテを前にして、セレナが毎回どこかで踏みとどまっていた一線がどこかへ吹き飛んだ。


「……ごめん、行くよ」


 セレナは瞬時に土色の縄をベッド下から取り出し、目にも留まらぬ速度でフィッテの手首を縛った。


「……う、上手いね。だ、誰かで練習したの?」

「うん。フ……グラーノさんでね! 私に飲み代を要求するものだから、つい……」


 フィッテは魔法ではない縄で縛られた手首を見て、感想を伝える最中にもセレナはまだ縄を追加していく。

 逃げられないようにする為か、ベッドの足の四隅にフィッテの手足を縄で繋ぐ。


「そ、そうなんだ……あ、あのセレナちゃん? 好きにして、とは言ったけど……私は全然動けないよ……」

「え? フィッテを朝まで逃がさない為だけど? せめて朝まではこのままでいてもらうよ」


(……今回は私が望んだとはいえ、夢と似ている。ううん、似すぎている……? 私が見る夢、何かあるんじゃ)


 フィッテがあの夢を考えていると、膨れっ面で見つめられてしまう。


「……むむ、フィッテ。また他の人を考えてたの?」

「ち、違うよ! ちょっと前なんだけど……私が見た夢にちょっと似てる、かなって。……セレナちゃん?」

「な、なんでもない! ……ねぇ、縛られてるのに嫌じゃないの?」

「嫌……とかよりも体の自由が利かない方が怖い、感じがあるかな。セレナちゃんに縛ってもらったから、もあると思うけど……」


 実際、フィッテは身動きがほぼ制限されており顔や、胴周りを動かすぐらいしか出来ない。

 その為不安が生まれてもおかしくないが、セレナと同じ空間に居ることで和らいでいるのだろう。

 セレナは質問の前に優しくキスをした。

 

「……ん。じゃあ……精神的はどうかな。フィッテが傍にいてくれる? 明日になったらどこかに行ったりしない?」

「……明日じゃなくても、明後日には出掛けるかもしれないよ。イコイさんと立ち上げた『ハッピープレース』の活動もあるだろうし……」

「正直なお話、フィッテはどうして強くなりたいの?」


 いずれはレルヴェ達にも同様の質問を投げられていただろう。

 フィッテは胸の内にしまっていた想いを告げる。


「……皆に恩を返したい。セレナちゃんを始めとした、皆に助けられてばかりだから。だからもっともっと強くなる必要があるの」

「分かったよ。当分長そうな目標だし……チームこそは違えど、私はフィッテに全てを捧げる覚悟で接するからね?」

「私、も一緒だよ。心も、か、身体も! セレナちゃんに捧げてるつもり!」


 心も身体も今の状況を見れば捧げているのは間違いないはずだ。

 でなければセレナに解くのをお願いしてもおかしくない。

 

「……脱がしてもいいんだ」

「い、今のははっきり聞こえたけど……。その、お願いがあるの。セレナちゃん、とある町に行きたい。ちょっとやそっとじゃ帰ってこれないかもしれないから、もし良ければ私と行かない?」

「……この時期だと、アリーエの町かディーシー。どっちみち私は行くつもりだし、フィッテに付き合う」

「ありがとう……。セレナちゃん……いいよ?」


 手が自由だったら差し出して抱き付きを要求しそうな声色に、セレナは欲望と死闘を繰り広げた末に敗れた。



「……もう、遠慮はしないから」


 セレナは一番触れたかった太もも、次に体中を攻め、胸や腹部を優しく撫でまわし、今まで溜めに溜めた想いを込めてフィッテと交わり合い夜を明かした。




 翌朝、二人がフラフラになりながら依頼を受けたのは言うまでもない。

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