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2話、全裸のマヌケ

取り敢えず…

「……うん、状況は把握した」

《把握できているのが問題です》

「黙って」

森の中。

風が吹く。

すごく吹く。

「いや、寒いとかじゃなくてさ。

この世界、初手からハードモードすぎない?」

《補足。あなたは現在“最軽装”です》

「言い換えうまくないから!」

そのとき、草むらがガサッと揺れた。

「……来た?」

《来ました》

現れたのは、武装した冒険者――ではなく、

カゴを抱えたきのこ採りのおじさんだった。

「……」

「……」

沈黙、三秒。

「……見なかったことにするよ」

「助かります!」

《感謝の表現、適切です》

おじさんはくるっと踵を返し、

立ち去り際に一言だけ残した。

「スライムには、気をつけな」

「今日一番身に染みてます!!」

《記録》

《この世界では、過剰な詮索はマナー違反のようです》

「そこは救いだね……」

《なお、あなたの尊厳は“部分的に回復”しました》

「どの部分!?」

こうして僕は、

死なずに、服だけ失い、メンタルも少し失った。

――異世界生活、開幕。

やられましたとさ…

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