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プロローグ?02

投稿二回目です。たったこれだけの文章を書くのにかなりの時間がかかりました。

今日は休みだったから時間があったけど、いつもこんなに時間取れないです。

毎日投稿している人はすごいなーと思います。

尊敬です。尊敬のまなざしです。

ではぷろろーぐ2です。

誤字脱字、指摘等待ってます。

 『すまない。この世界のものを引き戻す際に、ついでに引きずってきてしまったようだ。』


 目の前に浮いている光球、ああ、例えるならば光るまっくろくろすけかな、目もついてるし。

その光源のおかげで暗くて見えなかった周りを確認することができた。どうやら周りの土砂とかとまとめて地下にできた洞窟にでも落下したようだ。滞空時間がかなり長かったからかなりの深さまで落ちたのかもしれない。主任とか巻き添え食らってなければいいが。


そんなことを考えていると、目の前の光るまっくろくろすけがいきなりそんなことをほざきやがった。いや、今のはどちらかというと頭の中に直接考えが入ってきた感じだ。まあ、そんなことはどうでもいい。それより引きずったって何のことだ。


 『まっくろくろすかが何者かが我にはわかりかねるが…。その説明の前にアルトよ、まず、ここがあなたのいた世界とは違う世界、つまりあなとにとってここは異世界だということを頭に入れて聞いて欲しい。』


 「なんで私の名前を・・・、いや、それよりも異世界だと? ・・・つかいま人の考えを読んだな。プライバシーの侵害だ。」


 『それで、引きずった、と言う意味だが、』


 「無視かよ!てゴホッ!ガハ! っ痛ぅ~~!」


 だあぁ! 口から血が出た。くそ、怪我してんのに騒いだからか。折れた肋骨が肺を傷つけたっぽいな。


 こっちが悶絶していてしゃべれないのをいいことに、光るまっくろくろすけは一気に説明してきた。


 『この世界には、あまり知っている人はすくないが我々精霊やそれに近いものが結構たくさん存在している。そして、それらがなんかの拍子で衝突したり消滅した場合、とてつもない力が放出されることがある。そしてその力が強すぎたとき、まれに時空とかそんなものを捻じ曲げて周辺のこの世界の物質をほかの世界に飛ばしてしまうことがある。もちろん、飛ばしたこちらの世界はそのぶんの一部が足りなくなるし、飛ばされたほうの世界にとって飛んできたものははっきり言って邪魔。よって飛んだものは自然と世界の力によって勝手に帰ってくる。』


 ほーほーなるほど。つか精霊だったんだこのエラソーにしゃべってる光るまっくろくろすけ。それにしても某漫画とかアニメみたいに世界って他にもいっぱいあったんだね~。あれ、さっきの説明からすると私はこの世界に存在したものではないよな。だとすると、


 「ということは、私はそのうち勝手にもとの世界に戻るのか?」


 『…そこなんだが、どうやらあんたは元の世界でも異端だったらしい。身に覚えがないか?』


・・・たしかに、身に覚えが無いと言えばうそになる。強すぎる体なんかがいい例だ。

あと、なんか私の血溜まりが大きくなってきたんですけど。


 『それで、どうやらあんたがいた元の世界はちょうどいいと思い、飛ばされたものが戻るのと一緒にあんたをこの世界に放り投げたようだ。よって自然に戻ることは出来ない。』


 「・・・・・・」


 なんと、私は元の世界に捨てられたようだ。ちょっとショックだ。ショックなついでに血の流しすぎでだんだん意識がかすれてきた。


 『ですので、物質をそちらの世界に飛ばして、あんたがここに来てしまうきっかけを作ったのは我々なので、代表して我がとりあえず状況の説明に来た。』


 「・・・・・・」


 光るまっくろくろすけがなんか言ってる気がする。でも、だめだ。なんか・・・よく聞こえない。 ・・・ああ、聞こえるんじゃなくて頭に直接入ってくるんだっけ。でも、 なんかもう   はいってこない   な ・・・。


 Side out ( lose consciousness )


 Side XXX (精霊?)


 我の前には、土砂に埋もれかけた傷だらけの異世界からきた女がいた。驚いた事に我が転移してきたときにはもう我を見ていた。転移をしている最中に気いたのだろうか?・・・もしかしたらこの女にはこの世界でも珍しい我々と接触できる力を持ったものかもしれない。


 我の元にこの指令が来たのはちょっと前だった。久しぶり、それこそ約500年ぶりに物質が世界を移動したのを感じた。その際に、なにか大きな力を持った生命体がくっついてきたのも感じた。気になったので探りに行こうかどうか思考していると、我の上司(精霊の世界も力の関係などで上下関係が存在する。ちなみに我はだいたい中の上で、さっきの上司は上の中である。)から、


 [異世界から帰ってきた物質に何か力の大きなものがくっついてきたようだ。それを調べてきてほしい。危険なら排除してもいい]


 との指令がきた。我もそのほうがいいだろうと判断し、その現場に転移した。



 異世界からきたのは、この世界にいる人間と言う種の女だった。いや、外見や中身も同じだろう。女は傷だらけにもかかわらず、騒ぎもせずに我のことをじっと見ていた。

珍しい。これほどのけがをしているのに騒がない。ならば好都合と思い、この人間から情報を引き出す。


 この女がいた世界は・・・なるほど、かなり発展していたようだ。大学生? ああ、何かを研究していたのか。 ふむ、どうやらこの世界の物質の調査をしていて一緒に来てしまったのか? いや普通はそんなことは無いはずだ。これにはかなり大きな力がかかわってるはず・・・ あった。この女がいた元の世界からのメッセージのようなものがついている。なになに・・・   なんと、この女は元の世界から異端視され排除されたのか。なるほど、それで本来ありえない事が起きてここにきたのか。 異端視された理由は? なんだ、この世界では普通の力ではないか。 あーいや、でも少々この力は大きすぎるかな?まあ問題はないな。 それに珍しいことに我々と交信できる才能もある。 これは将来我々にとっても有益なことではないのか。 ちょっと上司に相談してみよう。



 相談した結果、この世界に向かいいれる事になった。なった以上、こちらに引きずり込んだこととかを謝罪しなくては。事故とはいえ、きっかけを作ったのは我々だ。


 『すまない。この世界のものを引き戻す際に、ついでに引きずってきてしまったようだ。』


 我はその女に語りかけた。まあ語りかけると言っても頭に直接だが。よってその女が考えることもよくわかる。それにしてもマックロクロスケとはなんだ? 


 『まっくろくろすかが何者かが我にはわかりかねるが…。その説明の前にアルトよ、まず、ここがあなたのいた世界とは違う世界、つまりあなとにとってここは異世界だということを頭に入れて聞いて欲しい。』


 「なんで私の名前を・・・、いや、それよりも異世界だと? ・・・つかいま人の考えたことを読んだな。」


 なんで名前を知ってるのか?そんなのさっき情報を引き出したからだよ。考えてることがわかるのは思考に直接語りかけているからだよ。めんどくさいから説明はしないが。あと、プライバシーってなに? ちょっと意思疎通にずれが生じてるのかな? まあいい、説明を続けよう。


 『それで、引きずった、と言う意味だが、』


 「無視かよ!てゴホッ!ガハ! っ痛ぅ~~!」


 あーあ、けががひどいのに叫ぶから。思いっきり口から血吐いたよ。まぁ、静かになったことだし説明しときますか。



 説明し終わると、さすがにもといた世界に捨てられたことがショックだったのか落ち込んでいた。


 『それと、あんたがこの世界に来てしまったきっかけを作ったのは我々だ。そのお詫びに、あんたがこの世界で生きていくには必要な、言語能力と文字の読み書き、戦闘術は…そのままでも十分。サバイバル知識も十分。ではあなたがもといた世界がかけていたこのほとんどの身体能力を封じてるリミッターを解除すればいいかな。あとなんか希望はありますか?・・・ってあれ?』


 「・・・・・・」


 どうやら落ち込んで静かになっていると思っていたが、血の流しすぎで気を失ったようだ。まあ、これだけのけがをして今まで意識があっただけでも人間としては丈夫か。


 とりあえずこのけがを治しておこう。中の上である我にかかれば死者蘇生は無理でも死に掛けのけが人を治すことなど造作も無い。みるみる怪我が治っていく。と、なんだこれ。なんかさらに封印してある能力があるな。でも我の力では解除することは不可能、か。あ、たぶんこれだな、この女がいた元の世界が排除するほど異端視した力って。ま、そのうち必要になったときに解除すればいいか。



 『さてと。ではアルト、引きずり込んだお詫びとしてこの世界で生きていくのに必要なことはしたからな。それと我もあんたがこのさきどんな風に過ごすのか興味がある。いつもそばにいるわけではないが、その力はどこにいてもわかるものだ。時々観察するから、楽しませておくれ。かわりに、あんたの呼びかけにはこたえよう。って気絶してんだから聞いてないか・・・。』



 そのとき、光るまっくるくろすけは遠くからこちらに向かってくる足音があるのに気がついた。その気配からたぶんこの洞窟でいつも鉄鉱石を取っている近くの鍛冶屋のおっさんだろうと思った。


 『どうやら人間が来たようだ。でも悪い人ではなさそう。ちょうどいい、近くの村まで運んでもらえるな。  ――ではアルトよ、あんたが交信の力を使えるようになったらまた会おう。』


 そういうと、光るまっくるくろすけは少しアルトの周りをまわると、スッと消えて見えなくなり、真っ暗になった。


 それと入れ替わるように、足音とともにランタンの光がその洞窟と倒れているアルトを照らした。


 ランタンを持っていた男は、最初、崩れた土砂を見てため息をつき、ついで倒れて、半分土砂で埋まっている上に血溜まりに倒れているアルトをみて駆け寄ってきた。




 数分後、男とアルトがいなくなったその場所にまた小さな光が現れた。光るまっくるくろすけである。光るまっくるくろすけはアルトが運ばれていったのを確認すると、またスッと消え、あたりは完全な暗闇に戻った。


プロローグはこれで終わりです。

次回から本編入ります。基本のほほんです。


そのまえに世界観とか国とか登場人物とか考えなきゃなので、取り合えずこれらのこと、つまり物語の基礎?を硬めに入るのでちょっと長いこと更新できないかもです。すみません。

今のところ発展は18世紀に入るかどうか、ぐらいにしようと思っています。

あと、モンスターハンターとか(←やった事は無い)どこぞのRPGみたいにギルドがあって、野獣とか魔獣がいて、でも魔法とかはどうしよう?見たいな感じです。でも精霊とかだしちゃいましたし・・・。


と、とにかくがんばって更新したいと思います。

読んでくださってありがとうございます。こんごもおたのしみに。

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