スイーツ子爵現る
登場人物
主人公 大和翔琉
召喚者 ローズマリー
王都からの使者 セバス
貴族 スイーツ子爵
セバス「どうぞこちらへ。」
翔琉、ローズ『失礼します。』
スイーツ子爵「入りない。」
「おー、お主が隣の村で有名なスイーツ職人か。さっそく巷で流行りのアップルパイとやらを作って参れ。」
『ははーっ』
って、THE貴族って感じだな。
少し席を外して、事前に下書きしておいたアップルパイの絵を仕上げ、材料を少々。そして出来上がった出来上がったアップルパイを差し出した。
「ほほー、これはサクサクしてリンゴの甘みがなんとも言えんのー!これはどうやって作っているのじゃ?」
『それは、なんと言いますか、企業秘密なので。。』
「何?この子爵たる私にも言えないと言うのか?お前の店など私にかかれば一瞬で潰すこともできるのだぞ?」
困った俺はローズに相談した。
『どうする?特殊魔法のことを言っても良いのかな?』
「駄目に決まってるでしょ。そんなことしたら、翔琉はお菓子の絵を描いて一生を終えるわよ。」
『だよなー…。』
とは言え、このまま帰るわけにも行かないので、俺は思い切ってある提案をした。
『スイーツ子爵様、アップルパイのレシピはお教え出来ませんが、子爵オリジナルの特別スイーツをお作りいたします。』
「それはどんなものだ?」
『それにはまず。子爵様の好みなどを伺わせていただければ。』
「よし分かった。まだ誰もなし得ない私の理想のスイーツを作ってみせよ!!もしできなかったら時のことは分かっているな?一生この屋敷でスイーツを作ってもらうからな!」
マジで貴族ってなんなん??意味分からん。
とにかくこの場はしのげたのでよしとするか。。
こんにちは!わたあめインペリアルです!
次回、スイーツ子爵の理想のスイーツ。
もし面白いって思ってくれたらコメントくれると嬉しです!