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とある時間軸のレムリア期アトランティス期の回想記  作者: ラーヒー
第一章 レムリア期1人目。クリスタルシティでの学生生活
2/9

レムリア期1人目。その2、いまクリスタルシティに向かっています


私がレムリア期・アトランティス期のどこかの時間軸のどこかの時代のどこかの地域にいた頃の話。



レムリア期

1人目。クリスタルシティでの学生生活。

2人目。のびのびと楽しくいた人。

3人目。自己批判を初体験し分離を選ぶ。

4人目。崩壊の営みに賛成参加した人。


アトランティス期

1人目。制限文明の始まりに倣い努める人。

2人目。勤勉・研究に力を求め追う人。

3人目。逃げて隠れて暮らす人。

4人目。崩壊の営みに賛成参加した人。


穏やかに暮らしていた街を出発し、学校があるクリスタルシティに向かっています。



クリスタルシティ迄の案内は、マスターと呼んでいる先生です。


私の兄姉弟妹や、街の多くの若者に色々なことを教えてくれている先生です。


髪が長い明るい女性です。でも本当に女性なのか?はわかりません。たずねたことがありません。年齢は知りません。たずねたことがありません。






マスターは言います。


クリスタルシティのふもとまでは、いわゆるテレポートで行けるとのこと。

でも、せっかくだから、これに乗って行きましょう。


と。






そこで、マスターがどこからか取り出したのは、

四角い板にベンチがあるだけの乗り物でした。



マスターがベンチに座りました。

その右隣りに座ります。


すると、板が浮きました。




せっかくだからと、

長く暮らした街の上空を遊覧します。




簡素な乗り物ですが、旋回中でも落ち着いた安定の座り心地です。風も気持ち良いです。


板にもベンチにも、とくにハンドルはありません。


運転も座り心地もマスターの意図でおこなわれています。









街を一周すると、郊外の森、そしてやがて海に出ます。速度が上がっています。





海の上を飛んでいるときに、

マスターが海に向かって手を振りました。


すると、

イルカたちがたくさんやってきました。

クジラもいます。

鳥もいます。


あきらかに、手を振るマスターとコンタクトしています。



マスターが、私にも手を振るように言いました。





私は両手を広げて振ります。



それを見てマスターが私に言いました。


どうしたの?力が入っているね。

普段友達と遊んでいるときのあなたのままで良いんだよ。






こんなふうに長い距離の海を飛ぶのが初めてだったので、注意が散漫して手を振る肉体に力みが生じていたようです。



私は、今度は、イルカやクジラや鳥をちゃんと見て、手を振りました。







すると、

イルカにクジラに鳥たちが、隊列を組み始めました。




その様子を確認して、

マスターが言います。


彼らがクリスタルシティの近くまで案内してくれるんだよ。






なんと、そうだったのか。

「ありがとう、よろしくお願いします」

私は、海の彼らに言いました。








と。

マスターが何やら思い出し笑いをはじめました。


いやね、

前に送ったあなたのお兄さんのことを思い出していたのだけどね、

彼はすごくエキサイトしていてね、

立ちあがって、脱いだ上着を大振りしながら、ずーっと、海の彼らや鳥たちと話していてね、

大さわぎしていたんだよ。






2人いる兄の下のほうの兄が、先にクリスタルシティの学校に入学している。

マスターの話のその人物が、確かに兄だとわかる。

とても陽気な兄だった。







マスターと兄の話をしていると、

一瞬、

鳥たちが数羽、

右から左へと左から右へと、目の前を横切りました。


その後に、開けた視界の海の色は、七色に変化しています。





おや。

もうすぐクリスタルシティの近くに着くようだね。


とマスターは言いました。







そして、

まもなくして、前方に、とある浜辺が見えてきました。

浜辺も七色に輝いています。





案内してくれた、海のイルカやクジラや鳥たちに、もう一度お礼を言い別れます。






浜辺に到着しました。

マスターが、


ここからは少し歩きましょう。


と言うので、私たちは乗り物から降りました。






浜辺を少し散歩したあと、

森に入って行きます。




森の小道を、もうしばらく長く歩いています。

しかし疲れてくるような気配はありません。







森を抜けて、もうしばらく歩くと、岩の壁に突き当たりました。

この先にもう道はありません。

岩壁を見上げると、かなりの高さがあります。

ここがクリスタルシティのふもとのようです。





私の案内はここまでとなります。

ここからクリスタルシティの入り口まで、行き方はわかりますね?



マスターは私にたずねました。





そう。

クリスタルシティには、空を飛ばないと辿り着けないのです。


空飛ぶ乗り物や道具も使わずに、この肉体ありきで飛ぶことになります。


これが学校への一般入学の条件です。





私はとりあえずマスターに返事をします。

そして、お礼とお別れの挨拶を言います。






そして、、、、

ええと、、、、

この肉体ありきで飛ぶには、、、、と、、、、


それには、

いくつかの方法があります。

地面との間に圧を感じながら飛ぶ方法や、ふわりとした意識の浮上に肉体を伴わせるような方法や、他にも色々マスターに教えてもらいました。



さて、

今回はどんな方法で飛ぼうかな?

と、少し考えます。


岩壁は単純に上に伸びているので、垂直に飛ぶくらいならば、どんな方法でも難しくはなさそうです。



そんないろいろを考えながら岩壁を見上げていると、

ふと、

ハートチャクラがあたたかくなってきました。


あたたかくなったと同時に、脳裏に、まだ見た事が無いクリスタルシティの入り口のビジョンが浮かびました。


すると、

身体が浮かび始めました。





そんな私を見ながら、マスターが笑いながら言います。


はっはっはっ

クリスタルシティからのスキャンが入ったね。

テレパシーだよ。

もうあなたが飛べるのはわかっているから、

さっさと来るようにって、

さあ、いってらっしゃい!






私はもう一度マスターに挨拶しました。


そして、

今度は、ハートチャクラに身を任せ、ただ適当に飛ぶことにしました。

クリスタルシティからのスキャン・介入・ナビゲーションを感じるので、いちいち飛ぶ方法をイメージしなくても、入り口まで自動で飛べる感じです。




ゆったり適当に飛びながら、

マスターも家族も街のみんなも、私に、さようならではなくて、

「いってらっしゃい」

と言っていたことを思い出していました。


私自身も、陽気な下の兄や近所の先人を送るときには、さようならではなくて、いってらっしゃいと、自然と言っていました。





(※このとある時間軸のとあるレムリア期の人々の寿命は、現代人よりも長く、肉体生活を終えるのも始めるのも中断するのも選べます。)






マスターや家族のことを思い出しながらも、

こうして、かなり適当な意識や体感でも、安定して飛んでいられることを新しい体験として感じていました。


このナビゲーションが、クリスタルシティでのいちばん最初の授業のように思えてきました。






そうすると、

さらに、

私の意識や身体(エネルギーやチャクラ)にクリスタルシティからの介入がはいり、


くるり


と、

私は空中でターンをキメました。



くるり

くるりくるり



なんと。

当の私が適当であればあるほど、そのターンが気持ち良く美しくきまります。







これはとくに、最初の授業というわけではなかったのかもですが、歓迎してくれているような感覚が、ハートチャクラにも伝わってきました。




(※現代の私達人間は、こうして、多存在から、身体を操作されたりスキャンされたり意識に介入があると、とてもネガティヴに感じてしまうかもしれません。しかし、このとあるレムリア期のとある時代においては、現代人ほどのネガティヴポジティヴという概念自体がありませんでした。そして、このクリスタルシティにも、現代ほどに、人々に、ネガポジをあおるような存在も営みもありませんでした。 …多分)








くるり

くるり



そうしながら、

私はクリスタルシティの入り口に到着しました。












どこかの時間軸のとあるレムリア期の、とある時代の、とある地域の、とある場所にあったクリスタルシティにある学校に入学したわたしの回想妄想。



※クリスタルシティについて。

ルーマの誘導プログラムの舞台です。

・クリスタルシティ(飛ばないと入口まで行けない)

・シリウスの神殿、神官たち、地球外の建築素材

・好きなだけ在学していられる学校

・お祭り

・夢を司る存在たちドリーマー

・etc.

は、ルーマの誘導プログラムのワード概念です。



その他の細かい点は、今世のわたしがセッションを受けた時や書きながらの、妄想回想となっています。






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