第14話 へ、ヘビ
走って行く勝利を追い掛ける。
山道に入って行くのが見えたので、躊躇なく山道に足を踏み入れた
あれ?
確か、こっちに行ったと思うんだけど?
辺りを見回すと、山への道を見つけた。
肝試しのゴール地点だ。
あそこね。
私は、山道に入る。
昨日は、鹿に襲われそうになったので、あまり行きたくなかったが、この流れはしょうがない。
山道に入って10mぐらい行った所で、アイツが道を外れて山に入って行く姿を見つける。
「ちょっと」
声は寸断され、アイツは山に入る。
同じ場所から山に入り、後を追う。
あっ!見つけた。
道から7、8mぐらいだろうか、周辺の木を拾う姿が見えたので、近づこうと歩き出すと、足がもつれて転んでしまった。
痛!
向こうから声がする。
「大丈夫?」
「うん」
返事をして立ち上がろうとした時、目の前に白い物が目に写る
?
目を凝らして白い物体を見つめる
えっ蛇?
蛇だ~
蛇との距離は1mも無い。
恐怖で声が出ない!
「どうしたの?大丈夫?」
声を掛けながらこっちに向かって歩いて来る。
あっ!
このまま進むと蛇の所だ。
私は大声で
「ショウリ止まって!そこに蛇がいるわ!」
すると蛇が私の方に向かって来た。
えっ!
こっちに来るの!
蛇が大きな口を開けて目の前まで寄ってきた
ダメ!
噛まれる!
その瞬間、ショウリの右手が目の前に現れると、蛇は勝利の右手を噛みついた。
イテッ!
噛みついた蛇を振り払う様に、上下に手を動かす。
すると蛇は手から離れて山に逃げて行った。




