【精術武具総覧〔1〕ルスト・イリーザ隊員編】
【精術武具総覧〔1〕ルスト・イリーザ隊員編】
【銘:無銘】
【使用者:エルスト・ターナー】
【系統:地精系】
【形態:〝戦杖〟と呼ばれるステッキハンマー形状の民族武器の形態を持ち総金属拵え、地精系の特性を持ち質量制御を得意とする。特に銘の無い代物だが、精術武具としてよりも白兵格闘武器として作り込まれている。ルストの愛用武器】
【銘:天使の骨】
【使用者:ガルゴアズ・ダンロック】
【系統:歌精系】
【形態:二刀流仕様の大型片手用牙剣で二振りが一対となる。音波振動を駆使することで特殊機能を発揮する〝歌精系〟とよばれる物で、斬撃にとどまらず音波振動の効果範囲であれば複数同時に強力な攻撃を行うこともできる。しかし、発生する音波振動が使用者の肉体に跳ね返り影響をするため、神経組織にダメージを蓄積する欠点が存在する】
【銘:ベンヌの双角】
【使用者:バルバロン・カルクロッサ】
【系統:雷精風精系】
【形態:500年以上前から伝わる非常に歴史の古い弓形の精術武具、雷精と風精の2つの属性に対する同時適正が必要となる使用者を非常に選ぶ精術武具。しかし適正を持ちベンヌの双角の力を余すところなく引き出すことができれば恐るべき高機能な武器となる】
【銘:雷神の聖拳】
【使用者:ダルカーク・ゲーセット】
【系統:雷精系】
【形態:両手にはめる籠手型の精術武具で打撃系の白兵格闘戦闘を主体として用いる。雷撃機能を持ち打撃時の放電から、広範囲に対する同時放電攻撃など、多彩な攻撃手段を有する。使用者が高い格闘戦闘のスキルを持っていることが前提となる上級者向けの精術武具】
【銘:アキレスの羽根】
【使用者:ルプロア・バーカック】
【系統:地精系】
【形態:ブーツ型、重力制御を最も得意とし、慣性制御も自在に行える。それにより高速移動や、高度な三次元立体機動、更には長距離の飛行能力も発揮する。原則として飛行能力を持つ精術武具は製法的にも非常に高難易度で実用に足りうる物は少ないと言われる。その中でも第一級の実用能力を持つ逸品である】
【銘:イフリートの牙】
【使用者:ルプロア・バーカック】
【系統:火精系】
【形態:小型のナイフのような形状をした精術武具、大きさこそ小さいが炎の出力は最強クラス。ほんの少しかすっただけで傷口を炎に変換することも可能。火精系最強と呼ばれるのは伊達ではない】
【銘:三重円環の銀蛍】
【使用者:オリジナル品・アルセラ・ミラ・ワルアイユ、複製品・エルスト・ターナー】
【系統:光精系】
【形態:ペンダントの形状をした精術武具で風化水地の4大精霊の特性を併せ持つ〝光精系〟と言う特徴を持つ。3つの円が重なり合った三重円環のデザインを持ちその中心部分に埋め込まれた精術素子により非常に精錬された光波動を照射する。もともとはワルアイユ領領主家に第第伝わる家宝だが、アルセラがルストに複製品をプレゼントしている。イリーザ結成以後は常に携帯している。ちなみに発される光は原則純白だが、ルストは地精系の傾向が強いため彼女が使うと黄色味がかった光となる】
【銘:ガイアの御柱】
【使用者:エライア・フォン・モーデンハイム】
【系統;地精系】
【形態:〝戦杖〟と呼ばれるステッキハンマー形状の民族武器の形態を持つ。フェンデリオル国建国以前から継承された極めて由緒正しい物で精術武具としても重力制御機能を持つ地精系としては史上最強とも言われている。それだけに使用者の才覚とセンスが問われる精術武具である】







