【資料掲載&お知らせ】イベルタル都市図/休載と6月7日からの再開のお知らせ
【イベルタル都市図】
【解説】
イベルタルは【北部山岳東西街道】と【東部縦貫街道】の二つの大規模街道の交差する地点に設けられた大規模商業都市である。
二つの街道の交差する地点にあるのが、イベルタルと言う都市を象徴するモニュメントである【繁栄の大鐘楼】で、そこを中心として環状交差点が形成されており、市街区はその二つの街道沿いに広がるように発展してきた経緯がある。
まず中心地区となるのが、繁栄の大正楼を中心とした行政区画、公官庁や外国関連施設、各種諸団体の本部、銀行や各職能ギルドなどが立ち並ぶ【行政区画】が存在する。
シュウ・ヴェリタス女史が生活拠点としている高級商館【水晶宮】もここに存在する。
さらに、この行政区画と東西南北で街道沿いに隣接するように【四つの商業区画】が存在する。有力な大規模商人ほど表通り沿いに店を構えることになる。
さらに北部商業区画は東方人が多く【華人街】も北部区画の中に存在する。イベルタルはフィッサール連邦西部分地領域と国境を接している関係から、東方人社会との交流が多く、特にこの華人街はその拠点とも言える領域と言える。
商業以外の特徴ある地点としては、
まず、行政区画からみて北西に位置するのがイベルタルを代表する歓楽街である【花街】である。高級娼館、高級妓楼、高級酒房が軒を並べ、美しさにしのぎを削る美女たちが闊歩する領域である。
軍関係では北部山岳東西街道沿いの東の端には【正規軍駐屯施設軍】があり【正規軍北方司令部】もここに存在する。さらにその東の街境にあるのが【検閲場】である。伝染病のなどに対する防疫や、危険物・違法物の取締が行われており、フェンデリオル・フィッサール両国間の協定に基づいて運営されている。検閲場は市街地北部にも存在する。
さらに、都市の西部、南部、北東部には、運河の停泊場施設と連動する形で【物流区域】が存在する。フェンデリオルは陸路での馬車輸送だけでなく、運河や河川による船舶運送も盛んであり、これらの【運河停泊場】は大規模なものから小規模なものまで、都市の随所に設けられている。
それらの停泊場の中でも【トルメント停泊場】【バルクール停泊場】【ベステン大規模停泊場】の3地点は、3大停泊場として知られており、物流ではベステン、旅客ではトルメントとバルクールが特に名を知られている。
居住区は都市の南部に集中しており、南部商業区域を境として西側が一般市民、東側が上流階級の街区となっている。奇しくも上流階級の居住区は軍関係者の専用居住区画と隣接している。
学術施設や宗教施設は行政区画と北部商業区画の間や、行政区画の東南地域に存在し、イベルタルの商業と密接に繋がり合いながら発展を続けているという。
なお、ルストの隠れ家は南部商業街区に、職業傭兵ギルドのイベルタル支部は行政区画に存在する。
最後に都市の問題点として、花街よりも北側は【雑居街】と呼ばれた、下級風俗街であり治安が悪化している地域でもある。ここからさらに北に工場区画や低産市民区域があり、イベルタルは北に行くほど治安が悪いとも指摘されている。イベルタルの都市区画の最北端がゴミや排泄物を処理するための【廃棄物処理区画】であり、もっとも住環境の悪いところである。驚愕する事実だが、この区画に寝起きする住人もおり、その悲惨な生活状況から、この地を【棄民街】と揶揄する向きもある。
──【以下お知らせ】──────────────────────────────────
諸事情により5日間ほど更新を休載いたします
再開は6月7日からです
もうしわけありません
(マイページに理由掲載あります)







