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療養先は!?  作者: 春夏秋いずれ
番外 アリアス編
178/201

将軍が作る絶品料理の仕上げ方 前編

 リゼットの企画した合コンのせいで、アリアスは前日から天手古舞であった。

 実は参加を要請されたが、企画内容を聞いたアリアスは「自分の結婚相手ぐらい自分で見つける。騎士どもは女一人捕まえられんとは信じられん」と、裏方に徹することを明言した。

 もちろん参加したくない理由は、料理長として異世界料理を振る舞う側になりたかっただけなのだが、下手に参加して場を混乱させたくなかったというのも一つの理由であった。


 何しろ、いきなり将軍に抜擢されたのだ。料理長として静かに楽しくやっていたのに、将軍になったお陰で悪目立ちしていた。

 目立ちたくないという信念を持つような暗い性格はしていないが、逆に目立ちたいとも思っていなかった。

 アリアスは好き勝手にやっているわりには謙虚なのだ。奏が聞いたら反論しそうであるが。


「アリアス様。食材が届きましたよ。どこへ持っていってもらいます?」


 以前は「料理長」と呼ばれていたが、部下からは名前で呼ばれることが定着してきた昨今。アリアスは慣れないながらも、料理長と将軍の二足のわらじに満足していた。

 どちらかと言えば、将軍の肩書きはついでであり、さっさと引退して料理長に専念したいところであったが、誰もそれを許してくれそうにない。

 その筆頭が部下というのは如何ともし難いが、二足のわらじに協力的なのだから文句はいうまい。

 そんな諦めの境地に至っていたアリアスだが、部下に急かされて、食材を吟味するために行動を起す。


「俺が持ちに行くから、お前は下ごしらえの準備をしていろ」

「はい。あ、食材は例の部隊からの提供です」

「ああ。けったいな名前の……」


 リゼットのために編成された「食糧調達隊」。ゼクスが許可を出したと知った時は、開いた口が塞がらなかったアリアスだ。


「気張ったらしいですよ。ブルーリールを狩ったようです」

「名前のわりにやる」

「ははは……」


 乾いた笑いを浮かべる部下と別れたアリアスは、食材を運んできたらしい騎士を見つけて声をかける。


「ブルーリール以外に何を狩った?」

「あ、アリアス様」


 アリアスの声に振り向いた騎士。それが女騎士であると気付いたアリアスは眉を潜めた。


「……部隊編成はどうなっている。女騎士にブルーリールは危険だろうが」

「ブルーリールなら仲間が狩りました。私は参加していません……」


 アリアスの苦言に女騎士は悲しそうな顔をしていた。咎められたと思ったようだ。


「婚約者がいる身分なら危ないことはしないことだ。責めているわけじゃないが面倒は起すな」


 女騎士は大概貴族だ。だから、婚約者がいることが普通であり、騎士でいるのも数年と短い。

 特別扱いというわけではないが、第二騎士団のように城外の仕事を任されることがない。


 「食糧調達隊」は仕事を抜きにした気軽な集まりによる狩りらしいが、ブルーリールを狩るような本格的な活動をしているのなら、貴族である女騎士は参加を見合わせるべきなのだ。

 ただ、ゼクスに許可をされているのならアリアスは反対ができない。たとえ女騎士が危険にさらされようと。

 だが、それとこれとは別で、目の前に本人がいるためにうっかり説教じみたことを言ってしまったのだ。


「心配されるのは分かるのですが、機会があればブルーリールを狩ってみたいです」


 アリアスは女騎士の無謀さと貴族らしくない物言いに興味を惹かれた。

 貴族の令嬢は騎士になりたがらず、数年だけとはいえ騎士であることに苦痛を感じている場合が多い。

 敢えて騎士になる必要はないのだが、花嫁修行の一貫として貴族の令嬢であろうが騎士として騎士団に身を置く。

 貴族は騎士を下に見ているわりに、自分の子供を騎士団に放り込まなければならないという難儀な役目があるらしい。

 それを花嫁修業とするのは解せないが、貴族が騎士を経験することには一定の効果が見込まれるようなのだ。

 貴族の女は家を支えるものだが、外に出ないから戦う必要がないかといえば、そうではないのだ。内には内で戦いがある。その時に騎士としての矜持が役に立つことがあるらしい。

 騎士道は何も男ばかりに通じるものではなく、時には女だろうが「騎士たるものは」という具合で、横の繋がりが強固な騎士を経験することで家同士の繋がりも強くするようだ。


 アリアスは出自が知れない生まれのため、王族の一員になった今も貴族については理解し難いところがあり、貴族と深く知り合うことはなかった。

 故に女騎士が何を思ってそんなことを言い出したのか、すごく気になるのだ。


「婚約者は喜ばん発言だ。ブルーリールの危険性を知っているなら反対されるぞ」

「はぁ。普通はそうですが、反対はされないですね」


 反対しないとはどんな婚約者なのか。顔を拝みたくなったアリアスだが、


「お前の婚約者は傷モノでも構わない男か」


 ブルーリール狩りはただでは済まない、と仄めかして様子を窺った。

 しかし、女騎士の返答に困惑する羽目になる。


「どうでしょう。ブルーリールを狩ったら喜んで結婚してくれそうですが……」

「お前の婚約者は腕っぷしの強い女が好みなのか?」

「そうなんでしょうか。会って貰えないので好みについては分かりかねます」

「……騙されてるぞ」

「友人に同じことを言われました」


 女騎士の声が沈んだ。思い当たることがあるようだ。


「貴族同士の口約束は当てにならない。婚約破棄しろ」

「両親に申し訳が立ちません」


 面倒なことに貴族のしがらみがこんなところで問題になっていた。

 多分、女騎士の家柄はそれほど高くはないのだろう。とすると、この婚約には裏があるのだ。


「……お前の名前は?」


 アリアスはガリガリと頭を掻いて、女騎士に探りを入れた。名前を聞けば、ある程度は身分が把握できる。


「エフィリーネ・ヴェイケルです」


 ヴェイケルは男爵家だ。貴族としての地位は低い。


「ヴェイケル家か。相手はどこのどいつだ?」

「ロイ・ヘールンツェです」


 ヘールンツェといえば公爵家に相当する地位だ。男爵家とは釣り合いが取れない。


「エフィリーネはそいつと結婚する気はあるのか?」

「はあ。まあ……」


 典型的な政略結婚。エフィリーネは乗り気ではないようだ。

 アリアスは思案した後、エフィリーネに対する興味を優先した。


「ブルーリールを狩りたいのは婚約者のためか?」

「いいえ。騎士ならば挑戦してみたいと思ったので」

「結婚するなら騎士は続けられないだろう」

「騎士を止めたくないので結婚が流れてくれればいいような気もしています。ロイは会ってくれないですし……」


 エフィリーネの答えをアリアスはいたく気に入った。それと同時にエフィリーネ自身にも興味が湧く。


「婚約は破棄……。いや、ロイとかいうボンクラには今後一切会うな」


 女騎士は管轄外だが、騎士団を纏める将軍としてアリアスは命令を下した。騎士団員を蔑ろにするような輩には一秒たりとも会う価値はない。


「会いたくても会えないですが」


 エフィリーネは結婚に乗り気ではなさそうであったが、沈んだ顔をした。アリアスは表情の変化に気付いてエフィリーネの胸の内を聞く。


「会いたいのか?」

「本当に結婚する気があるのか聞きたいので」


 政略結婚だから仕方ないと諦めているようなエフィリーネだが、やはり婚約者には未練があるのかと思えば、やけに現実的な答えを返してくる。

 エフィリーネが結婚に前向きではなくても婚約者に多少なりとも愛情が芽生えていたなら、この話はここまでにしよう、と考えていたアリアスだったが、エフィリーネの答えを聞いて行動を起すことを決めた。

 ただ、相手の気持ちやそれに伴う面倒な手続きについては、会わずに済ませてしまえることである。


「手紙を書け」


 アリアスは簡潔な方法を示したのだが、


「返事は期待できません。無駄です」


と、エフィリーネは間髪入れずに呆れ返ることを言う。


「……数日待て」


 仮にも婚約者を放置するという頭の悪い男の所業に、さすがのアリアスも考えを改めざるを得なくなった。

 ボンクラごときに時間は割きたくなかったが、相手がそのつもりなら腰を据えてかからなければならないだろう。


「あの……?」


 エフィリーネは話がどこへ向かっているのか理解していないようだった。戸惑いを顔に浮かべるエフィリーネにアリアスは自身の考えを告げる。


「悪いようにはしない。が、結婚を破棄したくないのなら俺は何もしない。ボンクラ相手じゃ、ズルズルと婚期を逃すだけだろうが、そのままでいたいならそうしろ」


 婚約破棄に協力することを申し出ると、エフィリーネは思案するように遠くを見てからアリアスに視線を向ける。


「いえ。出来れば騎士として生きていきたいので、アリアス様のお手を煩わせてしまいますが策を弄して下さい」

「いいぞ。楽しみに待っていろ」


 エフィリーネの晴れやかな笑顔にアリアスは満足そうに頷いた。エフィリーネの婚約者を徹底的に調べ上げて丸裸にしてやろうとホクホクとする。

 そして、アリアスは上機嫌でエフィリーネを誘う。


「カナデが無理難題をふっかけてきたから試作が山程ある。食っていけ」

「異世界料理ですか!?」


 エフィリーネの食いつきの良さにアリアスはニヤリと笑う。


「興味あるだろ」

「カレーを食べ損ねたんです! 噂を聞いて駆けつけたのに男連中ときたら残してもくれないなんて酷いですよ!」


 不満タラタラでエフィリーネが口を尖らせた。

 どちらかと言えば怜悧な容貌のエフィリーネが淡々と話していると冷たい印象を感じるのだが、こういう仕草は妙に可愛く見えた。

 アリアスは金色の長い髪を束ね、きっちりと騎士服を着ているエフィリーネを頭の上から下までジックリと眺めた。

 「騎士として生きていきたい」というだけあってしっかりと鍛えているようだ。芯の通った立ち姿で分かる。


「あいつらが来た後は何も残らないからな」


 エフィリーネの腰のあたりで視線を止めたアリアスは、気付かれないように視線を胸まで持ってくる。


「そうなんですよ! アリアス様の料理が美味しいからって遠慮もなにもないんですから! 私だって食べたかったのに! アリアス様の素晴らしい料理を!」


賛辞を送られたアリアスは、エフィリーネに向けていた不躾な視線を反らした。清々しいまでの賛辞にアリアスも気が咎めたのだ。


「……今回は試作だからそこまでの味は保証しないぞ」

「アリアス様の料理なら絶対に美味しいです。ご相伴に預からせて頂けるなんて光栄です」

「断言するか」


 弟であるゼクスのために磨いてきた料理の腕を手放しに賞賛されることは、アリアスにとっては当然のことであり、驚くに値しないことであったが、エフィリーネの興奮に紅潮した顔と全身の力を込めたかのように握られた拳が誉め殺しされているように感じられて、アリアスは珍しく浮かれた。ニヤつきそうになる顔を引き締める。

 それからエフィリーネはアリアスの料理の素晴らしさとなる根拠を暴露する。思わぬところから思わぬ人物の悪事が詳らかにされる。


「リゼットが時々差し入れをしてくれるのですが、アリアス様の手作りということは明白ですから」

「……リゼットに作ってやった覚えはない」


 異世界からやってきた奏の考案した異世界料理をつまみ食いする意地汚さを発揮していたリゼットだが、ゼクスのいとこであることを隠して侍女を勤めているため、普段はアリアスと一定の距離を置いていた。

 当然、リゼットに料理を作ることはなく、異世界料理についてだけは特別にリゼットの蛮行を許してきたアリアスである。

 それが蓋を開けてみればどうだ。リゼットはやはり好き勝手にやっているではないか。

 アリアスはリゼットに対して特段何も思うところはなかったが、ゼクスが甘やかしまくっていることには注意をしてやるべきだったと今更ながら後悔したのだった。


「えっ? そうなんですか。では、アリアス様のような手練れの料理人が他にも?」


 エフィリーネはリゼットが裏でやらかしていたことに気付いていないようだった。ましてや自分がそれをアリアスに告げ口したとは思ってもいなかった。


「俺の料理は勝手にリゼットが差し入れたものだろう。どうりで減りが早いはずだ」


 アリアスがリゼットの罪を曝け出すとエフィリーネはクスクスと笑いながら、怒りもしないアリアスに意味深な視線を飛ばしてくる。


「リゼットにかかればアリアス様も形無しですね」

「そういう女だから仕方ない。そろそろ誰かに貰われて少し落ち着けばいいんだが……」


アリアスはその視線に一瞬ドキリとしたものの、何気なさを装い、リゼットの暴走ぶりを扱き下ろした。


「アリアス様はリゼットを貰ってあげないんですか?」

「俺では役不足だ。リゼットの相手は」


 エフィリーネの意味ありげな視線はこういうことなのか、とアリアスは憮然とした。勿論、リゼットを嫁にするつもりは断じてない。


「そんなことはないと思いますけど。美人のリゼットの隣にいても見劣りしませんし」

「リゼットは美人だが俺の好みには程遠い」


 アリアスは女を選り好みしない質だったが、容姿よりは中身に惹かれる傾向にあった。話してみて欲しいと思えば押していく。相手が嫌がれば手を引く。相手には事欠かないため割とあっさりした恋愛ばかりしてきた。

 だから唯一無二の相手を探しているリゼットとは根本的に合わないのだ。


「好みではないんですね。勿体ないです」


 エフィリーネがシュンとする。リゼットの好みが強い男と知っているからアリアスが乗ってこないことに不満があるようだ。

 自分の結婚が破綻しかけているというのに、他人の恋路に首を突っ込んでくるエフィリーネはやはり興味深い女である。

 自慢ではないがアリアスはモテるので、エフィリーネの自分に対する淡泊さが気に入らなかった。つい意地の悪い質問をする。


「俺の好みに興味は湧かないか?」

「あまり。……す、すみません。恋愛に不向きなもので……」


 アリアスの予想した通りの答えが返ってきた。エフィリーネの眼中にはないことは分かっていたから、恋愛の対象外にされたことは意外ではなかった。

 けれど、眼中にないからと諦めたりしないのがアリアスだ。手に入れようと思ったら行動あるのみ。


「お前に愛されたら退屈はしそうにないな」

「女騎士など退屈でしょう」

「俺の前で乱れる様を見たい」

「……他を当たってください」


 畳みかけるアリアスだったがエフィリーネは困ったように息を吐くだけ。


「連れないな。俺は最近カナデに振られて傷心中だ。慰めろ」

「アリアス様なら引く手数多でしょう。何も私などから揶揄(からか)われなくても……。こういうことはリゼットのような美人なら分かるのですが……」


 エフィリーネは数多くの恋愛遍歴を持つアリアスの噂を知っているようだ。案外潔癖なのかも知れないが、最後の言葉は気にかかる。自分に自信がないどころか、恋愛対象にさえならないと思っていそうである。


「お前が卑屈なのはボンクラ婚約者のせいか」


 政略結婚とはいえ、会って貰えない上に手紙を出しても返事すら覚束ないという散々な対応をされてきたエフィリーネ。恋愛に不向きというよりは、相手に失望するだけで収まらず自分にまで失望しているようである。女として愛されなかったことがエフィリーネを恋愛から遠ざける一因となっていた。


「私は卑屈でしょうか?」

「リゼットと比べる意味はない。美人というならエフィリーネも美人だ。印象は対照的で好みは分かれそうだが、俺の好みだから気にする必要はない」


 エフィリーネは派手に目立つリゼットとは真逆であった。静かに佇み、自己主張が少ない影のような女がエフィリーネだ。話している内にその印象は覆されたが、接点がなければ気づきもしない印象の薄さがある。

 ただ、エフィリーネの凜とした美しさに一度気付いてしまえば忘れられそうにない。

 例えるなら、リゼットは一目惚れされるが、エフィリーネは密かに強い想いを持たれるといったところか。

 内面重視のアリアスだったが、エフィリーネの容姿はかなり好ましいと思っていた。誰もが振り向く明るい美人より断然好みである。

 しかし、アリアス好みのエフィリーネの表情は優れなかった。アリアスに口説かれて迷惑そうである。


「……私はアリアス様が望むようにはできません。けれどリゼットのように選びたいわけでもありません」

「俺の望むこととは何だ」


 エフィリーネを口説きつつもアリアスは自信の心を図りかねていた。エフィリーネの頑なさにムキになっているだけなのか、有無を言わせずに奪いたいのか。いつもと勝手が違うという戸惑いがないわけではなかった。

 だからエフィリーネの気持ちを全て吐き出させる。


「アリアス様の一方的な気持ちに巻き込まれたくありません」


 アリアスは一方的な気持ちを押しつけている自覚がないわけではなかった。ただ、自分の気持ちを相手にために押し殺そうという殊勝さを持ち合わせていないだけである。


「選ばない理由は何だ」

「リゼットは別の意味ではアリアス様と同じです。選び取る側です。……私はそこまで強い気持ちを持てません。貴方に対して……」


 常にアリアスは選び取ってきた。しかし、エフィリーネは一筋縄ではいかないようだ。

 アリアスはじっくりとエフィリーネを眺めた後、不躾な視線にたじろぐエフィリーネから視線を外す。

 逃げられれば追いたくなる。珍しくアリアスはその本能を無視した。


「そうか。一旦白紙に戻す。だが、俺が本気になれば必ず心を動かしてやる。……俺を選ばないのならそれで構わないが、気持ちから逃げるような真似だけはするな」

「はい……」


 エフィリーネに選択を委ねることを言いつつ、その実アリアスに追い込まれたエフィリーネの震える声を聞いて、アリアスは満足気に目を細めた。


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