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短編置き場  作者: 渋音符


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4/6

恩師

思いついたので。


 恩師という立場は、ずるいと思う。

 まあ、正確には先生というべきなのかもしれないが、ここでは恩師ということにさせてほしい。兎に角、恩師はずるい。

 何故なら、生徒からすればたった一人の存在なのに、恩師からすればそういった生徒はたくさんいる内の一人なのだから。

 学生時代に世話になった恩師に、少し時間をおいて会いに行くと、思ってたよりも素っ気ない態度をされる。物語で登場するような恩師なんて一握りで、大抵はこちらのことを余り覚えていない。

 それもそうだ。恩師、と勝手に思っているのはこちらだけなのだから。先生の側は特別な教え子なんて考えはない。考えてはいけない。どの生徒にも公平に接しなければならないから。

 その証拠に、特別な先生を恩師と呼ぶにも関わらず、それに類するような表現を生徒側は持たない。手のかかる教え子、なんて表現はあるけれど、それを表す単語はないのだ。

 恩師はずるい。けれどそれも仕方のないことなのだと思う。

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