14/14
怠惰
怠惰な暮らしをしていると、自分ながらに思っています。
他人事のような心地で、いつまで経っても変える気がないのですが、それでもそこそこは反省をしております。
現状に対して色々思うことはあれど、このままなあなあで過ごしていくつもりです。
変化が怖いのです。
変えることも変わることも。
停滞が好きです。
同じ場所でずっと動かずに漂っていたいのです。
物語の登場人物たちは大抵彼らの置かれた現状を打破しようとしています。それらはとてもかっこよく映りますが、同時に、とても不安定です。
曲がりなりにも平衡を保っていた天秤を、その台座ごとひっくり返すような。
そんなことは脇役ですらない背景にぼんやりと描かれる程度の存在には、できようはずがありません。
だからこのまま、怠惰な暮らしを続けています。
ぬくぬくと、趣味に耽りながら、怠惰に日々を費やしているのです。




