表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
所詮、期間限定の恋だから  作者: 篠崎依月
婚約してください!
1/8

「なぁ、ナガレ! 一生のお願いっ!!」


 その日、俺はこの十九年の間に親友から何百回も聞いた『一生のお願い』をまた聞いた。


「俺の婚約者になってほしいっ!!」


 ただし今回の内容は、今まで聞いてきたものとは比較にならないほどにぶっ飛んでいたけども。


「……はぁ?」


 永禮(ながれ)晴海(はるみ)、十九歳。『はるみ』なんて女みたいな響きの名前だけど、その実態は立派に男。ガタイはイカつい方で、名前だけ見て女と勘違いした野郎どもの前に姿を現し、何度絶望を与えたかも分からない。


 そんな俺は、『人気の少ない学食』という色気よりも(くい)()俄然(がぜん)強い場所で、なぜか幼馴染からプロポーズを受けていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ